大阪府職員、教職員の7月の退職者が少なくとも計33人に上り、前年の3倍超に達していることがわかった。橋下徹知事が打ち出した退職金の5%カットが実施される8月を前に、〈駆け込み退職〉が相次いでいるためとみられ、「職員からの申し出はほかにもあり、退職者はさらに増える見通し」(府人事担当者)という。
府によると、6月までは前年とほぼ同様の退職者数で推移していた。ところが、人件費削減案の府議会での可決がほぼ確実になった今月中旬以降、退職を届け出る職員が急増。25日までの集計では、7月の退職者は知事部局で15人、府教委で18人を数えた。
年代別では、50歳以上が18人、40歳代が7人、30歳代が5人、20歳代が3人。来年3月で定年退職を迎える職員も複数含まれ、今春入庁したばかりの職員もいた。退職理由については、多くが「一身上の都合」としていた。給与カットを挙げた職員はいなかったが、府人事課は「橋下改革の影響が全くなかった、とは言えない」としている。
◎うまいリストラの仕方なのかなぁ たまたまのようなきもする