今日も川遊びへ向かったロッキー家。
山道を30分弱歩き、いつもの場所に着くも
キャンプをしている人達がいたので
もうちょっと上で泳げるところがないか探そうと、そのまま山道を登り始める、が…
しばらくして、父ちゃん急に眉間の奥から頭の芯にかけて痺れてきて、目がまわり気分も悪くなり、吐き気も催し、両手も痺れて動けなくなる…
ふらふらしながら何とか、腰かけれるほどの石の上で休むが…
下を向くと吐き気と頭痛でつらい
するとお母さんが、父ちゃんの荷物をとってくれ、上着も脱がせてくれて
「水分をとって」とペットボトルを渡してくれるが、目がまわり気分も悪く頭痛もして、ほとんど飲めない…
「大きく深呼吸して」とも言われるが
これも同じ理由で出来ない…
こらあかんわ、こんなとこで倒れてまうんか…と思たとき…
お母さんが持ってたうちわで
一生懸命仰いでくれた…
その風のなんと気持ちいいこと…
うちわの風のおかげで
少し気持ち良くなって呼吸も出来るようになる。
そして、お母さんの顔を見たら
額から玉のような汗をかいている…
そのお母さんが「上を向いてゆっくり大きく呼吸して」と、言っている…
うちわの風で気持ち良くなってきた父ちゃん、少しずつ大きく呼吸出来るようになり
体もだいぶ楽になってきた…
この間、5分か10分やろか…
いや、もうちょっとかかってたんやろか…
うちわからくる気持ちいい風と
玉のような汗をかいているお母さんの顔と
それとは対照的な、ロッキーのとぼけた顔以外は
何も覚えてません…
ようやく落ち着いてきて
下まで降りて、キャンプをしている人達に断りを入れ、川で遊ばせてもらう。
手や足を川の水につけているだけで
回復してくるような気がする。
まだ、話し続けていると
目が回ってくるが、なんとか家まで帰ることが出来ました。
父ちゃんは、たぶん熱中症だったのだと思います。
熱中症は、急に来ます。
「いける、いける、まだもうちょっといける」は、連日危険な暑さのこの季節には絶対ダメだと思いました。
まだまだ暑い日が続くと思うので
みんなも、絶対に無理はしないで下さい。
