美浜集会＋デモ（編集中）

美浜の 再稼働反対集会とデモ。
4年ぶりの美浜町。お手伝い中心で、資料も足りなかったため、写真があまりない。。
が、現地の方の声を聞けた。行って良かった。
最近つくづく「反対反対だけでは変わらない」という、平井憲夫さんの言葉を思い出す。。
静かな静かな現地に渦巻く、恐ろしい利権と、生存権が脅かされる日々。。
町の目線はあたたかく、体操着を来た小学生の女の子たちや、駅の改札から顔を覗かせた野球少年たちが、珍しそうに目を輝かせる。
お年寄りが通りに座って休みながら、手を振ってくれる。
高浜や宇川でも、最近はポスティングなどの成果もあって歓迎されるが、こんなに歓迎されるとは思わなかった。
導入後初めての規模で行われたという集会は３００人余の人が集まり、デモは警備もゆるやかで、何事もなく平和に終了。

そんな中で、やはり再稼働に向けた動きの中で、身の危険にさらされ続ける人が居る。

もんじゅ事故の直後は、動燃関係者周りの不信死が続いたりしたという。
動燃はNHKの飲み友だち。夕方から飲んでいる。
こちらに来るたびに名刺の住所も変わっている。おかしい。
雪山での自殺、車ごと港に突っ込み死亡した人など。
このあたりはネットにも出てるから調べてみてと。

関係者の事情を知るその人は、4年に渡って命を脅かすような脅しをかけられているという。
３回首を絞められた。相手は地域のゲートボールの会長。
町役場関係者からは強制命令が続く。「精神病院に送り込むぞ」と言われる。
治療に関わる世話人からは三菱病院に入けと圧力をかけられる。
病院に入れられた人からは『あんなとこ行ったら、静脈に注射一本打たれておしまいや』と言われた。
「今一番怖いのは、水道タンクに睡眠薬を入れられること」と語る。

普段ネットに立地の現状なんかを書いていると話すと、「ぜひネットに書いてほしい」と言ってくださった。
「導入時の40年くらい前に学校の先生に言われた。
　この原発が本当によいか（正しいものか）どうかは、君たちが判断しなさいって」

地元の人が反対できない構造。
そして巨大な核製造施設。
反対できないような脅しがあるというのはほかの立地でも聞いてきたが、実際にご本人から聞くと背筋が凍る思いがした。
差別だなんだというレベルを越えて、生存権侵害。そもそも行政の脅迫罪が成立するのではないか。
孤立させないことが大切。
心配なので連絡先を交換してまた会いましょうと伝えた。
この方が消されるようなことがないように。。