その資格、活かせる?

キャリアアップやスキルアップできる資格はどれ?

看護師の仕事に活かせる有益な資格

2024-11-07 09:38:57 | 認定看護師

新たな資格を取り、スキルアップとキャリアアップを目指したいと考える看護師の方もいらっしゃるかと思います。
実際、看護師としてより質の高いケアを提供するためには、常に学び続ける姿勢を持つことが欠かせません。
そこで今回は、看護師がスキルアップおよびキャリアアップを目指す上で、有益な資格をいくつかご紹介します。
まず挙げたいのが、認定看護師の資格です。
これは、特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を持っているという証明となるものです。
緩和ケアやクリティカルケア、在宅ケア、手術看護など、さまざまな分野を有し、それぞれの専門分野のスペシャリストを育成しています。
認定看護師の資格を取得することで、専門性が高い看護師として認められ、同僚を率いるリーダー的な役割も任されるようになります。

また、次に挙げたいのが専門看護師です。
こちらも特定の看護分野において、より高度な専門知識と技術を持つ看護師に与えられるものです。
専門看護師のカリキュラムでは、患者さんおよびご家族に対して質の高いケアを提供するスキルを学ぶ形になります。
特定の専門分野を極めた認定看護師よりも、さらに幅広い役割を担っています。
そのため、資格取得の難易度は専門看護師の方が高いといえるでしょう。

そして看護師は、患者さんの身体的なケアのみならず、精神的なケアを行うことも重要になります。
そんな心のケアに特化した資格として有益なのが、臨床心理士の資格です。
臨床心理士は、心理学に基づく知識・技術を用いて、人の心の問題にアプローチできる専門家に与えられる資格です。
病気を抱える患者さんの多くは、不安や悩みを持っているものです。
そんな中、カウンセリングや心理療法に精通した看護師の存在は、非常に心強いものになるはずです。
患者さんに自信を持って寄り添える看護師になりたいなら、ぜひ資格取得を検討してみてください。


放射線技師の資格は有用か

2020-12-14 04:47:00 | 日記

キャリアアップを目的としてダブルライセンスの取得を目指す看護師が増えています。
その中には放射線技師の資格を取りたいと考えている人もいるかもしれません。
放射線技師の資格を取るには、大学か短大、専門学校に3~4年通学して受験資格を得る必要があります。
看護師として働きながら通学するのであれば、専門学校の夜間コースが適しているかもしれません。
なお、専門学校は通常3年制ですが、夜間コースは4年制が一般的です。

放射線技師の試験科目は基礎医学大要や放射化学、画像工学などです。
国家資格の中では合格率は高めで、2018年は75.3%でした。
学校を選ぶときは、働きながら通えるかどうかが重要なポイントとなるでしょう。
夜勤のある看護師の場合、受講できない日が出てくる可能性が大いにあります。
その辺りはよく考えるべき課題と言えます。
また、最新設備を揃えている学校や、最新機器を備えている病院に実習に行かせてくれる学校が理想です。

ただ、看護師が放射線技師の資格を得たとしても、現状では兼務できる病院は少ないでしょう。
さらに、給与アップに結びつく資格とは言えません。
資格取得を目指すことは、知識を増やし、自信を付けることに繋がります。
しかし、放射線技師の資格の場合、転職するのでなければ残念ながら活用度は低いのが現状です。
それでも放射線技師の資格を活かして活躍したいと思うのなら、この『医療のお仕事がしたい!』というサイトが何かの役に立つかもしれません。