キャリアアップを目的としてダブルライセンスの取得を目指す看護師が増えています。
その中には放射線技師の資格を取りたいと考えている人もいるかもしれません。
放射線技師の資格を取るには、大学か短大、専門学校に3~4年通学して受験資格を得る必要があります。
看護師として働きながら通学するのであれば、専門学校の夜間コースが適しているかもしれません。
なお、専門学校は通常3年制ですが、夜間コースは4年制が一般的です。
放射線技師の試験科目は基礎医学大要や放射化学、画像工学などです。
国家資格の中では合格率は高めで、2018年は75.3%でした。
学校を選ぶときは、働きながら通えるかどうかが重要なポイントとなるでしょう。
夜勤のある看護師の場合、受講できない日が出てくる可能性が大いにあります。
その辺りはよく考えるべき課題と言えます。
また、最新設備を揃えている学校や、最新機器を備えている病院に実習に行かせてくれる学校が理想です。
ただ、看護師が放射線技師の資格を得たとしても、現状では兼務できる病院は少ないでしょう。
さらに、給与アップに結びつく資格とは言えません。
資格取得を目指すことは、知識を増やし、自信を付けることに繋がります。
しかし、放射線技師の資格の場合、転職するのでなければ残念ながら活用度は低いのが現状です。
それでも放射線技師の資格を活かして活躍したいと思うのなら、この『医療のお仕事がしたい!』というサイトが何かの役に立つかもしれません。