このあたりは道央っていうのかな?
北海道の真ん中の南寄り
帯広のすぐ北に位置する鹿追町瓜幕にやってきました
「道の駅・うりまく」に併設されているライディングパーク
ここでお目当ての「アレ」が開催されるようです
ここで開かれるのが コレ
あまり聞きなれない 「競ばん馬」のたて看板
なんだろう ばん馬って?
帯広で開催されている本格的なギャンブル競馬の「ばんえい競馬」ではなく
ばんえい競馬の起源とも言われている“祭典ばんば”です
普段は農耕馬としてお仕事をしているお馬さんが
ストレス発散とばかりに場内を駆け巡ります
一般的なサラブレッドによる競馬もちょっぴりやっています
これは「速歩」
乗馬の基本歩様ですが
走りたくて仕方ない馬を抑えて並足風にするのが大変そう
繋駕速歩競走(けいがそくほきょうそう、けいがはやあしきょうそう)
騎手が競走馬のうしろにある繋駕車(一人乗りの二輪馬車)に乗って競走をするもの
映画「ベンハー」を思い出しました
最重量級ばんば
なんとこれを操るのは子供(小学生か?)
ソリの重量を含め約1トン近くの負荷をかけての
砂山を駆け上る姿に感動!!!
ようやく登り切りました
なんとなくばんばもホッとした表情
この子はいろいろなレースに出場して
場内の人気を独り占めしていました
ゴールまであとわずか
ガンバレ~
きょうは抜けるような夏空のもとで
楽しい競ばんばを見て
しばし幸せのひとときを過ごすことができました・・・が
瓜幕の草ばん馬は民間個人レベルの大会を除き現在
十勝唯一の草ばん馬となっています
過日の北海道新聞には
“今年で見納め?”の記事が・・・・・
どうやら主催する同瓜幕草競馬会のメンバーが高齢化の理由から
来年は開催を断念とのことです。
歴史ある大会がまたひとつ幕を閉じられることになるようです
まことに残念ではありますが
これも時代の流れでしょうか
ばんばレースも最後なんってさびしいですね。
継承してくれる若い人はいないのかな。
北海道は、自然も厳しいけど、生活も厳しいのでしょうね。
北海道からこちらに働きに出てきた人たちは帰りたがらないですものね。
旅行者にとっては別天地かも知れないけど、そこで生活している人たちにとっては、厳しんでしょうね。