自立をサポート!グループホームのおしごと

グループホームの詳細や仕事内容などわかりやすく説明します♪

自活する高齢者の見守りと手助け!グループホームでの働き方と魅力とは

2022-09-22 07:54:34 | 認知症高齢者

日本においてグループホームとは、老人介護施設の中でも認知症高齢者を対象としたグループホームを指すケースが増えていますが、実際にはそれ以外にも様々な障害を持つ人に対応したグループホームがあります。一般的な老人ホームと比較すると、グループホームはより少人数、5~9名の入居者を1ユニットとして共同生活が行われています。ユニット数は最大でも3と定められており、1グループホーム当たりの入居者数は最大で27名です。こうした少人数の介護形態により、スタッフと入居者の距離が近い、きめ細やかな気配りが可能になります。

きめ細やかな気配りができると言っても、入居者1人ひとりに付きっきりで介護するという意味ではありません。入浴や風呂掃除、食事も調理から配膳、片付けまで入居者自身が行い、グループホーム職員はそのサポートとしてのみ参加します。グループホームは入居者の自立した生活を手助けする施設であり、入浴介助といった入居者の身体に直接触れる介護は行いません。そのため、未経験・無資格でも認知症ケアを学びやすい現場となっています。

認知症グループホームは要支援2以上と診断された人のための施設ですが、この要支援とは支援があれば日常生活を送れる程度という枠組みです。より要介護度が高い特別養護老人ホームとくらべ、グループホームは体力負担が少ないことも魅力です。身体的な限界で介護職から離れた人も、グループホームなら対応できることもあります。グループホームの仕事に興味のある人は、こちらのサイトも参考にしながら求人を探してみてはいかがでしょう。