2013年がいく 2

今年は二男が家を出て　娘が結婚をした　
長男はまだ北海道にいるままだ

「ふつう」はお正月に子供たちが家に戻ってくる・・・かな
少なくとも私の育った家庭では　親戚が集まったりして
お正月は大々的な家族的イベントだった気がする
嫁いでからも　連れ合いの親戚か来たりして
ずいぶんとたくさんのお説料理を作ったりしたこともあった

今年は　なんだか静かな年末だ
クリスマス前にクリスマスパーティをささやかに急きょ行って
なんだかこの冬いろいろな疲れが出たのか　インフルエンザになって
すっかり冬眠状態の私になってしまった
ちょっと　あれこれやりすぎた上に　腕の痛みが取れず
体のあちこちに無理が出たのだと思う

連れ合いは切迫早産？気味の娘の食事作りのために不在
次男は年末は　彼女の仕事に合わせて自分のアパートにいるようだ
長男は戻って来たが　飲み会に行ったり部屋にこもったり
いるのかいないのかよくわからない

結局　私はマイペースにささやかな大掃除をして　お正月の準備をした
間違って29日に門松をたててしまった・・・・
そして　来年に積み越したくないお裁縫や工作や清算を終えて
元旦を待たずに　今宵　一人ですっかりお正月気分に浸っている

べつにおせち料理は食べたくないよ・・・という連れ合いの言葉を毎年聞くけれど
やっぱり　私はささやかにでもおせち料理を　今年もまた作ろうと思う
たしかにべつに作らなくてもお正月は来るんですけどね！！
でもやっぱり作るのは　きっと私の中のけじめだったり　過去への回帰だったりするからかと思う

お料理って食べてくれる人がいてこそ作る気がするものであると思ってもいるけど
私は　私の中の抽象的な概念であるところの家族のために　
お節を作ることにこだわっているのかな・・・とかひねくれて考えてみたり・・・


家族一緒　一家団欒ってなんだろう
幸せの幻想でしかない気もしてくる


形にはならない　何かもっと強い結びつき
絆なんて薄っぺらなものじゃなく　もっと根っこのようなものでつながっている感じ
（絆っていうのは鐙と足首を無理やりつなぎとめるものだからね）
そんなものがあれば　私たちは
どこにいても　形にこだわらず自由でいられるのかな


すごく静かな年末を過ごしている