新しい出会い

月曜日の夕方と火曜日の朝
同じお宅にヘルパーとして伺う事になった
初めてのところには　まず先輩ヘルパーの同行で入る
彼女の対応を見ていると　私は全くの素人だなと思う＾＾；
ご利用者さんの気をそらさないし　そつがない
なんだか　すこし気後れがしてしまうけれど
私は私以上でも以下でもないから　
私のやり方で　誠実にこの方に向かうしかないと思う

数ヶ月の入院の後退院を迎えたTさんだが
認知症もかなり激しく　ご家族は持ちアパートの一室を彼女の居住としたのだった
そのアパートの三階部分がこのご家族の住まいだ
歩行が難しくなったTさんには三階の住まいは難問が多いが
一階の一室というのは本人にはいたく不満らしく
私がうかがっている間中　その愚痴を延々と語られていた
ご家族の気持ちも　ご本人の気持ちも痛いほどわかる
私の役目はその両者の緩和剤みたいなものだと思う
ヘルパーだからこそ割り切って接せられる部分もあるし
ご家族とは違う思いやりも向けることもできる

そう　私にできるのは　両者の心の負担の軽減なのだと思う
まぁ　具体的にできることは　単なる日常の手助けなのだけれど＾＾；
しばらくはTさんとのかかわりを大切にしたいと思っている