いつもと同じ朝に

2010-02-14 16:12:07 | 日々思うこと
東京新聞の日曜版に 300字小説と言う投稿欄がある
毎週それを読んでは 勝手にあれこれ批判したりしている

300字じゃ 言いたいこと 表せないよね・・
この選者 なんで手を加えてしまうんだろう・・
私にできるかな 300字・・

なんていつも考えてたけど・・・

その朝に仲のいい松を知っている友達にメールを送ったら
絵本を見てるようなメールだったよ・・って返事が来た

300字・・・・ 
松のこと 書きたくなって書いてみた
ちょっと 茜のことは省略して^^;書いてみた


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


いつもと同じ朝に


私の朝はいつも早い。
冬でも五時に起きて、一番に勝手口の外にいる愛犬松におはようを言う。
朝ご飯の準備が終わる頃には主人も起きてきて、二人でラジオを聴きながら朝食をとる。
小さな朝の会話の後に、彼を会社に送り出し、私は松の朝ご飯を用意する。
用意と言っても、ジャーに残ったご飯をしゃもじですくって、
手で軽く丸めて投げてやるだけだ。
松がそれを食べる間に、私は散歩の準備をする。
食べ終える頃、勝手口を出た私が散歩に行く合図をすると、
松はほんとに嬉しそうにしっぽを振ってそれに答える。
そんないつもと同じ朝の散歩に行く直前に、ふいに松の心臓は止まってしまった。
その朝、そのことだけがいつもと違う悲しい出来事だった。


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2 コメント

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あっけなくてね・・・ (hima)
2010-02-16 19:28:22
ラックも、夕飯の支度中に、黙~~って逝ってしまいました。
せめて、看取ってやりたかったのに・・・
「一声かけて逝ってよ~~!」と、思いました。

庭の犬回しのコンクリートの重しに繋がり、リビングまで延びた長い長いリードは、半年すぎた今も、玄関の中に繋がったままです。
だから、ご近所の人や患者さんも、まだ生きて、家の中にいると思っている人もいたりして・・・

亡くなったんです、と説明すると、ラックをご存知の人は、言葉を失くしてしまうようで、、、
申し訳ないやら、切ないやら・・・
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悲しみの大きさ (yumi)
2010-02-17 23:17:40
急に逝かれるのはつらいなあ
亡くす悲しみに大きさってないとはおもうけど
気付かないであたる直球は痛いかも…
時が癒してくれるのでしょうねぇ
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