
■ 「1回死んだ」坪井背水再契約(スポニチ北海道・2006年12月28日更新)
■ 日本ハムと再契約の坪井「はい上がる」(ニッカン北海道・2006年12月28日8時53分更新)
戦力外通告以来、本人にとってもファンにとっても長い2ヶ月が過ぎました。ただ、私自身はまずは今回の結果にホッとしています。
もちろん、これで一件落着というわけではありません。坪井にとっては来年が正念場。今年負傷で離脱したら一巻の終わりです。自主トレはもちろんですが、何より身体のケアと怪我の防止に務めてほしいです。
そして何より気になるのが、一昨年の吉井(檻)、去年の小倉(鷲)に続いて今年の坪井と、戦力外→再雇用というプロセスが毎年見られること。
あるいは、これが新手の年俸抑制策なのではないかとも思われるわけです。この辺についてはRROSEさんのエントリやアルビレオさんのエントリが参考になります。
確かに、プロ野球の存続を考える上では、年俸などの支出の規模を減らすこと自体は間違っていないでしょうし、私自身も必要と認めるところです。
ただ、一旦クビを切ってから再雇用というやり方が妥当かどうかは、また別の問題です。これでは選手の交渉力があまりに弱くなるのではないかという懸念は拭えません。それだけに、再契約を100%手放しで喜べないのも正直な気持ちです。
ですが、坪井が来年もファイターズでプレーすることが決まったという事実は、やっぱり嬉しいです。年俸の大幅減を出来高でどれだけカバーできるか分かりませんが、坪井本人も言っているように、なりふりかまわず頑張ってほしいと思っています。
■ 日本ハムと再契約の坪井「はい上がる」(ニッカン北海道・2006年12月28日8時53分更新)
戦力外通告以来、本人にとってもファンにとっても長い2ヶ月が過ぎました。ただ、私自身はまずは今回の結果にホッとしています。
もちろん、これで一件落着というわけではありません。坪井にとっては来年が正念場。今年負傷で離脱したら一巻の終わりです。自主トレはもちろんですが、何より身体のケアと怪我の防止に務めてほしいです。
そして何より気になるのが、一昨年の吉井(檻)、去年の小倉(鷲)に続いて今年の坪井と、戦力外→再雇用というプロセスが毎年見られること。
あるいは、これが新手の年俸抑制策なのではないかとも思われるわけです。この辺についてはRROSEさんのエントリやアルビレオさんのエントリが参考になります。
確かに、プロ野球の存続を考える上では、年俸などの支出の規模を減らすこと自体は間違っていないでしょうし、私自身も必要と認めるところです。
ただ、一旦クビを切ってから再雇用というやり方が妥当かどうかは、また別の問題です。これでは選手の交渉力があまりに弱くなるのではないかという懸念は拭えません。それだけに、再契約を100%手放しで喜べないのも正直な気持ちです。
ですが、坪井が来年もファイターズでプレーすることが決まったという事実は、やっぱり嬉しいです。年俸の大幅減を出来高でどれだけカバーできるか分かりませんが、坪井本人も言っているように、なりふりかまわず頑張ってほしいと思っています。
背番号はどうなるんですかね。(来季の7は、まだ決まってませんよね?)先月、鎌ヶ谷で買ったTシャツは、本当にお買い得だった!となるのかしら。再雇用の話しの裏にはいろいろあると勘繰ると、やっぱり同じってことはないですね。
もちろん変更になる可能性もあると思うんですが、他に7を付けさせる選手も思いつきませんし、個人的には変えてほしくないですね。
解雇する前にどれだけの話し合いがされたのかとか、引っかかる事が多いです。
「sportiva」で吉井選手が契約にまつわる興味深いコラムを書いてます。
「個人的には選手もリスクを背負わなくてはいけないと思う」「安く抑えられたら選手にリスクがあるけど、年俸が高くなれば球団にリスクがある」「年俸を抑える代わりにインセンティブを高く設定したらお互いにとっていいかも」
まあ、他人の懐具合を気にしてる場合じゃないんですがね、私も(^^;)
思いつきで言えば、吉井が言うように年俸を抑えて出来高を拡大するというのが良さそうに思いますが、この場合は出来高を付ける範囲と程度を細かく決めないといけませんよね。
そうなると、交渉事に慣れない選手では球団に太刀打ちできないわけで、ほとんどの選手が専門の代理人を雇わないと、球団の良いようにされてしまう恐れもあると思います。
ともあれ、交渉して何とかなる人はいいなぁと思わないでもないのですがorz
まずは心機一転、巻き返しに期待したいと思います。
常々ポイントを押さえたご意見を書かれているので、坪井の件でも、なるほどこういう見方もあるのかと思いましたし、それで多少不安を感じたのも事実です。
ただ実際のところは私もよく分からないんですよね。一度は首を切った球団相手の交渉なんで、感情的になった部分もあるでしょうし。
結局は、来シーズンを通じて坪井がどういう活躍を見せるか、チームの中でどういう存在になるかで判断するしかないような気もします。