にわブロの1日：たいへんだ、B☆Bがケガをしちゃった

　いつも元気なルパペットとルパイティー。でもこのところ顔がさえません。
　それもそのはず、何日か前にB☆Bがケガをしたというニュースを見て、すっかりショックを受けたようすなんです。

「……たいへんなことになっちゃったね」
「そうだよね。治るまで時間がかかるみたいだし……」
「せっかくはり切っていたのに、B☆Bさんもざんねんがってるだろうなぁ」
「それでもがんばって毎日ドームに行ってるんだよね……って、こうしちゃいられないよ！」

「ちょっとちょっと、どうするんだよ？」

　しばらくすると、ボスのリュックを引きずりながらルパペットが出てきました。



「ルパペ君、そんなにたくさん荷物を持ってどうするつもりなんだい？」
「きまってるだろう、さっぽろまで行ってB☆Bアニキのおてつだいをするんだよ。足がいたいのにいっしょうけんめいがんばっているのを、ほうっておけないじゃないか！」
「き、きもちは分かるけどおちつこうよ。だいいち、北海道までどうやって行くんだい？」
「それは……」
「それにいきなり行ったって、B☆Bさんのおてつだいはできないよ。もう少ししたらボスがさっぽろに行くって言ってたし、そのときにおみまいに行けばいいと思うけどなぁ」
「そう言われればそうだよね。でも、ここで何もしないのもなんかイヤだなぁ」
「うーん、といってもできることはあんまりないし……どうすればいいんだろう？」

　そのあとふたりはああでもない、こうでもないと話しあいました。そしてボスにたのんで、近くの神社におまいりにつれて行ってもらったのでした。



「B☆Bアニキ、早くよくなるといいなぁ」
「だいじょうぶ、野球の神さまがきっとねがいを聞いてくれるよ」