■ パ全日程終了、ダル2冠&武田久が最多S(ニッカン・2009年10月12日)
一昨日でパ・リーグはレギュラーシーズンの全日程終了。
上記の記事にもあるように、投手成績ではダルが最優秀防御率と最優秀投手(勝率1位タイ、もう1人は杉内)、久が最多セーブを獲得し、三冠を達成しました。
昨年の貧打から一転して、打撃力が飛躍的に上がったといわれるファイターズ。確かにチーム打率と得点・打点はリーグトップです。
しかし、過去に強力打線を擁して優勝したチームと比べると、どう考えても今年のハムが打ち勝ったとは言えない気がするんですよね。
で、今回はNPB発表の公式記録をいろいろ見てみました。
まず1つポイントになるのが、相変わらずのホームラン数の少なさ。112本というのは最少の東北楽天(108本)に次ぐ記録です。もっとも、それで勝てたんですから気にする必要もないとは思いますが。
さらに打撃成績を見てみると、目につくのが犠打の多さ。チーム全体で168、2位の福岡ソフトバンクが137ですから、抜きんでています。
加えて、出塁率はリーグ唯一の3割4分台(.343)。逆に併殺数は93で最小(といっても鷹さんが94なんで、きわどい勝負ですが)。
一方、もう1つ、実は大事なポイントなんじゃないかなと思うのが、守備面での成績です。
今年レギュラーシーズンのチームの守備率は.990。昨年に続いてのリーグトップですが、実は昨年(.988)よりちょっとだけ上がってます。守備機会が増えてエラーが減ったんですね。
内外野のエラーも少ない一方で、パスボールもシーズンを通じてたった3つ。もちろんリーグ最少です(リーグ最多は西武の10ですが、これは西武の捕手陣に同情の余地があると思います)。
個人で見ても、賢介が二塁手としてリーグ最多の9つのエラーを記録していますが、守備率は.989。規定試合数に達した二塁手では、井口(.988)をわずかに上回っています。
それに、私が調べた限り、最多失策は中村・中島(以上猫)・西岡(鴎)の12。決して賢介が拙守とは言い難いです。もちろん、今以上にレベルアップしてくれるのは歓迎ですが。
こうして見ていくと、今年のハムにバカスカ打って勝ったイメージがないのも納得です。
攻撃面では、猛攻を浴びせて相手を倒すより、チャンスの芽を簡単に潰さず、確実に大きくしていくことで、少ない力で相手にダメージを与える。守備面でも確実性を増して、簡単に流れを渡さない。
とまぁ、いい点を並べればこんな感じでしょうか。嫌な奴ですね
しかし、です。当ブログ的観点からすれば、ちょっと困る面もあるんですよね。
つまり、ネタにできる記録が見当たらないと。
先発陣も弱い弱いといいながら、勝が規定投球回に到達して2ケタ勝っちゃいましたし、打撃でも意外とスレッジが三振してませんし、せいぜい稲葉の敬遠が多いぐらい。
いじりようがない成績というのは結構厄介ですが、勝敗よりネタを優先されても困るので、まぁよしとしますか(笑)
一昨日でパ・リーグはレギュラーシーズンの全日程終了。
上記の記事にもあるように、投手成績ではダルが最優秀防御率と最優秀投手(勝率1位タイ、もう1人は杉内)、久が最多セーブを獲得し、三冠を達成しました。
昨年の貧打から一転して、打撃力が飛躍的に上がったといわれるファイターズ。確かにチーム打率と得点・打点はリーグトップです。
しかし、過去に強力打線を擁して優勝したチームと比べると、どう考えても今年のハムが打ち勝ったとは言えない気がするんですよね。
で、今回はNPB発表の公式記録をいろいろ見てみました。
まず1つポイントになるのが、相変わらずのホームラン数の少なさ。112本というのは最少の東北楽天(108本)に次ぐ記録です。もっとも、それで勝てたんですから気にする必要もないとは思いますが。
さらに打撃成績を見てみると、目につくのが犠打の多さ。チーム全体で168、2位の福岡ソフトバンクが137ですから、抜きんでています。
加えて、出塁率はリーグ唯一の3割4分台(.343)。逆に併殺数は93で最小(といっても鷹さんが94なんで、きわどい勝負ですが)。
一方、もう1つ、実は大事なポイントなんじゃないかなと思うのが、守備面での成績です。
今年レギュラーシーズンのチームの守備率は.990。昨年に続いてのリーグトップですが、実は昨年(.988)よりちょっとだけ上がってます。守備機会が増えてエラーが減ったんですね。
内外野のエラーも少ない一方で、パスボールもシーズンを通じてたった3つ。もちろんリーグ最少です(リーグ最多は西武の10ですが、これは西武の捕手陣に同情の余地があると思います)。
個人で見ても、賢介が二塁手としてリーグ最多の9つのエラーを記録していますが、守備率は.989。規定試合数に達した二塁手では、井口(.988)をわずかに上回っています。
それに、私が調べた限り、最多失策は中村・中島(以上猫)・西岡(鴎)の12。決して賢介が拙守とは言い難いです。もちろん、今以上にレベルアップしてくれるのは歓迎ですが。
こうして見ていくと、今年のハムにバカスカ打って勝ったイメージがないのも納得です。
攻撃面では、猛攻を浴びせて相手を倒すより、チャンスの芽を簡単に潰さず、確実に大きくしていくことで、少ない力で相手にダメージを与える。守備面でも確実性を増して、簡単に流れを渡さない。
とまぁ、いい点を並べればこんな感じでしょうか。
しかし、です。当ブログ的観点からすれば、ちょっと困る面もあるんですよね。
つまり、ネタにできる記録が見当たらないと。
先発陣も弱い弱いといいながら、勝が規定投球回に到達して2ケタ勝っちゃいましたし、打撃でも意外とスレッジが三振してませんし、せいぜい稲葉の敬遠が多いぐらい。
いじりようがない成績というのは結構厄介ですが、勝敗よりネタを優先されても困るので、まぁよしとしますか(笑)
あれだけ個人タイトル獲得して最多勝投手までいて「それでも優勝できない」ならまあ割とあることだけど、CSまで届かないというのは…
けなすつもりはないけど、ネタとしては目立ちすぎて外せない。
「さすがだな、俺達」
勝負に敗けても、ネタで勝つ
がハムさんの歴史だったのに…
時代は動いてるとゆー事なんでしょうかねぇ
ってえ事は、
勝負に勝って、ネタも勝つ!!
2001近鉄は最強?
今年も、信二さんのラッキー内野安打をよく見かけました。
今年も、建山くんは勝ちをよく消してました。
今年も、藤井くんはムエンゴでした。
今年も、S○Vは呪われてました。笑
ここらへんもランキングとかつけてくれたらいいのにな。
今年は馬原くんと建山くんがいい勝負だと身内で話してます。
(^_^;)
そういうことではありませんか。そうですか。
>併殺数は93で最小
田中賢介の併殺打ゼロが大きいですね。
翻ってウチは、アルビレオさんが既に触れていますが、
サヨナラ負けを喫すること実に14回。よくぞ、ここまでやってくれたなぁと。(苦笑)
大沼は一人で5回もやらかしているのですから、
総帥の名に恥じない活躍をしてくれたと思います。
……おかしいな、目から汗が。
M・中村「ライネンハ マウンドデ シナリオヲ ワスレナイヨウニシマス」
・・・というか訊いてる方も理由は知ってるくせに!
知ってるくせにぃぃぃぃぃ!!!(血涙)
こほん。
やっぱり投手力を含めた守備力が整備されているチームが最終的には勝つ確率が高く出来てますね。
昔のライオンズはまさにそういうチームだったんだけどな・・・(遠い目)
今季最終戦の敗戦投手がいつの間にか、置き換わっていました。(汗)
ルパートさん、大丈夫ですか? ブログタイトルのスペースに書かれた文章を見て心配しています。
おつらいときは、どうぞ無理だけはなさらないでくださいね。