今年も潜在ネタ能力抜群？ファイターズ2006年入団発表

　2006年ファイターズ新入団選手の発表が5日に行われました。海外遠征に参加する糸数（大・社ドラフト3巡目）とアジア大会に参加中の長野（同4巡目）は欠席しましたが、彼ら以外の8選手が札幌でファイターズの一員としての新たな一歩を踏み出しました。
　まずは希望枠入団の宮本投手（早大）。六大学トップクラスの左腕で、もちろん即戦力としての期待は高いです。
　そして与えられた背番号は17。左腕で17。いきなり不安を感じますが、元々投球術に評価のある投手なだけに、初心を忘れずにいてもらいたいものです。
　続いて大・社ドラフト5巡目の山本投手（早大）。就職が内定していただけに指名には戸惑いもあったようですが、無事入団に漕ぎつけました。
　山本の出身は島根。島根出身と言えば和田（ホークス）が有名ですが、山本は和田と二の線で争っても勝ち目はないと見たのか、高校時代に覚えた安来節を登場テーマにするなど早くも三枚目路線決定。
　来年の鎌ケ谷ファンフェスで今成と一緒に踊る姿が目に浮かぶようですが、ぜひ札幌でも頑張ってほしいですね。背番号は44。
　次は大・社ドラフト6巡目の金子外野手（ホンダ）。入団会見という初めての晴れの舞台にも物怖じせず、「ヒルマン監督に英語で言いたいこと」の質問に対して他の選手がうまく答えられない中、ただ1人「コングラチュレーションズ（おめでとうございます）！」と見事に回答。
　何がめでたいのかは分かりませんが。
　このほか、北海道の印象としては「肌のきめの細かい女性が多い」と早速大物ぶりをアピール。この話は北海道ニッカンの記事で知ったんですが、後に続くオランダハーレム杯という言葉も合わせ、何か期待してしまいます。
　そんな金子の背番号は40。40本塁打を目標に掲げたようです。背番号40で40本塁打となると最低でも600三振はする計算ですが、気にせず頑張ってほしいですね。
　大・社ドラフト7巡目の今浪内野手（明大）は一場（イーグルス）の後輩。一場とは1年生の時に対戦経験があるのだそうですが、全く手が出なかったとのことで、「一場さんもプロで段階を上げていると思う。自分も成長した分、どうなるか興味ある」と対戦を熱望しているようです。
　確かに一場はプロ入り以来いろんな意味で段階を上げていますが、すでにプロ入り前から上げてた部分もあるので、まずはイブにデレデレ入籍辺りからチャレンジしてほしいですね。背番号は45です。
　大・社ドラフト8巡目の内山投手（旭川大）は明治神宮大会で早大に大敗した経験があり、打倒早大勢を掲げました。
　一方で目標は黒田ということで、早くも見殺されキャラ確立。早大勢との対決の前に八木のノーノー記録を上回ることが期待されます。背番号は49。
　高校生ドラフト1巡目の吉川投手（広陵）は入団会見で沢村賞獲得を宣言。将来的には先発も視野に入れているだけに、期待は膨らみます。
　また1ヶ月に5冊は読破する読書家ということですが、くれぐれもこれを読んでヘンな気を起こさないでほしいと切に願います。背番号は34。
　高校生ドラフト3巡目の植村投手（北照）は背番号変更で空いた森本の背番号46を受け継ぎました。本人も意気に感じているようで、「（森本に）聞いてみたいことばかり。出世番号なので、泥を塗らないよう、そして、もっと目立ちたいですね」と決意を述べました。
　ただちょっとやそっとのパフォーマンスではファンは納得しないと思いますが、早速ダースとコンビ結成という話もありますので、まずは期待です。
　さぁやってまいりました。最後はネタ系Fsファン期待の星、高校生ドラフト4巡目のダース投手（関西）です。
　ダースには豊平峡温泉から営業終了後の温泉貸切のほか、北インド料理が名物（らしいです、行ったことないけど）食べ放題という応援の申し出がありました。
　インド料理→カレーということで、立石ピンチ！かと思いきや、なんと本人はカレーが苦手。
　入団会見でもダルビッシュと比較されると、
「やっぱり多国籍軍ということで……」
ヒルマン監督への英語でのアピールを問われると、
「話せそうに見えますが……」
と回答。この話題を伝えた北海道ニッカンの記事ではスター性十分とありますが、どう考えてもネタ系です。背番号は66。

　以上、今年の入団選手を紹介しましたが、8人ともネタでは負けないファイターズにふさわしい選手ばかり。この分なら来年も楽しみです！
　って、選手としての本来の能力についてまったく見ていなかった気もするんですが、気にしません（＾＾；）