〔観戦記〕夏の日の鯉・カープ対ジャイアンツ13回戦(7/28)

　2008年夏の遠征、まずは今シーズン限りとなる広島市民球場からスタートです。



　鈍行を乗り継いでやってくると、広島駅手前で工事中の新球場が見えてきました。



　在来線からはほとんど壁面しか見えないのですが、それでも隙間からグランド予定地を見ることができましたよ。



　路面電車で市民球場へ。オリジナルの新車から全国各地で活躍したオールドタイマーまで、バラエティ豊かな電車が走る広島は鉄道ファンにとってパラダイスです。
　私も球場開門までの時間を利用して、路面電車をかたっぱしから撮影しました。本当はいろいろ語りたいんですが、エントリの主旨から思いっきりはずれるので割愛します（笑）



　やってきました市民球場。



　この日はカープ名物選手応援セット（赤松）で来場しました。
　楽しいTシャツにソフトドリンク2杯または缶ビール1杯、そして外野指定席（通常2，000円）がついて3,500円ですから、断然お得です（ちなみに内野A指定席のセットだと4,700円）。

　ただ、この日はライト・センターの指定席が早々に売り切れ、レフトの件を買う羽目に。
　私の席の背後にはジャイアンツの応援団、それ以外にもジャイアンツファンが混在していて、どうにも居心地が良くありません。あげく、



目の前でこんなの振り回されちゃかなわんので、早々に移動決定です。



　本日のスタメン。



　……



　気を取り直して、ライトスタンドまでやって来ました。



　レフトスタンドはこんな感じ。やはりライトの方が落ち着きます。



　スクリーンもばっちり見えて、文句なし。



　さて、試合は序盤からカープペースで進みます。先発高橋建はこのところ調子を落としていましたが、この日はジャイアンツ打線を翻弄。



　すると2回に嶋が2ランで先制！



　その後3回にも追加点を加え、



こちらさんもピロピロゴキゲンです。



　5回終了後、グランド整備の合間に、金魚すくいを始めるようです。



　まずは普通にすくってみますが、うまくいきません。



　だからって、網を使うのは反則じゃ……



　そりゃま、たくさん獲れるのは分かるけど……
　と、市民球場での夏祭りのひとコマでした。



　この後、カープは6回に東出の犠牲フライなどで2点を追加。



　7回にはジャイアンツが大道の内野ゴロなどで2点を返しますが、



　すぐさまシーボルのタイムリーでカープが1点を追加します。



　8回にはぼくらのスーパースター、赤松が守備固めでついに登場！



　打席こそセンターフライに倒れましたが、



　守備では内外野の間に落ちてくる難しいフライを捕り、守備範囲の広さを見せつけました。



　9回は若干もたつきましたが、それでも最後は永川が締め、カープが逃げ切り成功！



　お約束、勝利の鯉のぼりです。



　お立ち台に上がったのは、久々の7勝目、そしてオールスターを控えた高橋建投手でした。
　ムシムシした中での観戦となりましたが、カープは快い勝利。
　これが市民球場最後とならないよう、是非9月辺りにまた来たいものです。