エンジン修理！

知り合いからゴリラのエンジンの修理を頼まれました。

事の始まりは近所の先輩のＴさん。
前回ダックスのライトの配線を直してあげてから、結構頻繁に連絡を取り合ってます。
もちろんバイクがらみで＾＾
仕事上の関係もあるのですが、バイクのことになると、もう”ツレ”状態です。
その先輩から家の近所のＮさんがゴリラのエンジンのことで困ってると、以前から聞いてました。

そのＮさんから直接電話をもらい、エンジンの修理をすることになったのでした。
Ｎさんによると息子のゴリラの調子が悪いので、知り合いからエンジンを譲ってもらい乗せ換えをしようとしたけど、キックがぐるぐる回ってしまうとのこと。
その日はエンジンだけ預かりました。

後日、クランクケースカバをはずしてみると、キックのギヤ？が割れてました＾＾；


部品は近所の自転車屋の後輩から格安で譲ってもらったエンジンから取りました。

このエンジンはきれいに見えるけど中は真っ黒で小汚かった～。

とりあえず部品を取り付けてみると、キックは直ったけどけど、クランクを回すと異常に重たい。
キックだけ修理する予定だったけど、このままじゃ可哀想なのでヘッド回りもバラしました。


バルブのすり合わせをしようとしたら、排気側のバルブが外れてきません。
曲がっちゃってるかと思い心配したけど、ステムシールが固くなってただけでした。ステムシールを交換したら直っちゃいました。
でもこんなんでクランクが重くなるなんてスゲーな！

このエンジンは６Ⅴなんだけど、１２Ⅴの腰上を使ってるっていうエンジンだったんだよね。
エンジンのナンバーが大きいんでもしやと思ったけど、ヘッドを外したら１２Ⅴと同じピストンが出てきたもんで、やっぱりでした。
この型はあんまり人気が無いらしいって聞いてたけど、どうなんだろーね？
ポートは６Ⅴに比べて圧倒的に小さいね。

とりあえず火が飛べばエンジンかかると思うけど、乗せてみるまで分からんね。
今乗せてあるエンジンも直したいみたいなので、またエンジン弄れるかもね。