ひろさんのバイクいじり

主にバイクの修理やツーリングについて語ります。
修理の確認事項も書いとこ。

TKキャブ修理!

2010年01月25日 | 機械修理
今度はTKキャブの修理です。

以前、これと同じキャブを機械屋で修理してもらったときに、このキャブは直しても調子良くならんから、キャブを変えたほうがいいって言われました。
その時は、程度のいい中古のキャブに交換してもらったんだけど、今回は自分で出来るだけやって見ました。

TKのキャブって最近は小型のオートバイによくつかわれてるらしいね。
ネットで調べたらバイクの話ばっかりでした。

とりあえず、全バラしてダイヤフラムとガスケットを取り外します。
取り外す時に、小っさいスプリングが2つ入ってるので注意!

右3つの部品を交換します。
他にもニードルバルブを外そうとしたら、そこにも半円形のダイヤフラムが隠れてました。
でもこれは新しい部品を買ってないので掃除しただけです。

本体を掃除して、今度は組んでいきます。
スプリングに注意して組みつけて、本体に取り付け、始動!
って、あれ?プライマーポンプをいくら押しても燃料がキャブまで上がってきません。

その前に燃料ホース、燃料フィルター、戻りのホースは交換済み。

タンクの中やフィルターにはガム状のものがくっついてて大変でした。
ホースも引っ張ったら切れました^^;

そこでキャブの掃除が足りなかったと思い、再度全バラ。
でもまた駄目。
余ってたウォルブロのキャブで試してみたら、しっかり燃料が上がってきます。
やっぱり組み方が悪いんかなー?

キャブをバラしながら原因を考えてて、ポンプダイヤフラム(金属が付いてない方)に原因があるんじゃないかと思い、燃料の通路を順を追って考えてみた。
細い通路を迷路のように通ってて、なかなか面倒だったけど、何とか原因を突き止めました。

症状として、ガソリンは上がってこないけど、ポンプを押すとガソリンの戻り口からは空気が出てる。
メタリングダイヤフラムは負圧が発生してるらしく中へ引っ張られてるみたいだ。(穴からみるとわかる)

っちゅうことから、負圧は発生してるわけだから、ガソリンが上がってくる通路が詰まってるって考えたわけ。
これが大正解でした。
通路を順を追って見てくと、ダイヤフラムとガスケットで塞がれてる。
そうです、新品の部品に穴があいてなかったんです!

全然気がつかなかった!
形も全くおんなじだったからね。

ポンチで穴をあけて組んだら、無事燃料が上がってきました。
エンジンもバッチリ掛かりました。
これで2台の機械の修理が終了です。

ただ、動噴のほうはタンクが割れてるんだよな。
何とか修理します。

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1 コメント

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教えて下さいm(_ _)m (ミヤビのパパ)
2014-02-11 14:48:46
写真で乗っているTKキャブのダイヤフラムは、何処で購入できるのでしょうか?
現在付いているダイヤフラムの丸い板には、大きい穴と小さい穴が空いているタイプなのですが、ネットで探しても見つける事が出来ません^^;
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