昨日は先日書いた杉本昌隆七段の講演「藤井四段の卓越した強さの秘密」を中之島まで聞きに行って参りました。
午前10時半美旗発の電車に乗って鶴橋までガタンゴトン。電車に乗ったら読書が習慣。
普段は新聞読んでることが多いのですが今日は漫画ストーンオーシャンを熟読。(ジョジョの奇妙な冒険第6部にあたる作品)
無実の罪で捕まった娘、空条徐倫を刑務所から助け出すために父空条承太郎が助けにいくが、そこでてんやわんやする話。

講演開始の一時間前に中之島に着いたのでお昼に蕎麦を食す。

ここが会場の中之島フェスティバルタワー39階立ての高層ビル。

ここの18階が会場なんですが、まず1階から12階までエレベーターで行きました。はいここが12階。
ここからエレベーターを乗り換えないと18階には行けないとの事。エレベーターの乗り換えなんて初めてです。高層ビルはどこもそうなんでしょうか。

18階の窓から撮った写真。

ふぅー着いた。受講者数は40人くらいでした。
時間になると杉本先生(写真よりイケメン)と聞き手の朝日新聞記者さん(チャラい感じ)が登場し講演開始。
冒頭での先生の言葉
どうやって子供を育てたら、藤井四段みたいになれるのか。よく聞かれる質問ですが、はっきり言って無理です。
ここで会場に笑いが起こりなごやかに話が進んでいく。小さい頃の藤井四段は負けて泣きながら将棋盤にしがみつくと凄まじい粘着力を発揮し誰も引きはがせなかったそうです。
最も印象に残った話は「藤井にはあまり教えなかった。好きなようにのびのびと将棋を指させた。だからあそこまで強くなった。もし、沢山指導していたら今頃プロにすらなれていない。教えすぎるのは良くない。」という話。ふぅーんなるほど。これはそろばんの講演会でも聞いたことのある話です。
私も指導者の一員として肝に銘じておきます。
ラスト20分くらいは質問コーナー。何か質問ありますか、と聞かれて質問しない人にはなりたくない私。
前日に用意しておいた自分にとって最も有意義で為になるであろう最善の質問をして、答えていただけたのでとても勉強になりました。
遠かったけど、参加してよかったと思える講演会でした。ちゃんちゃん。