個人的に「良いタイトルで賞」をあげたい『止めたバットでツーベース』
ファンを含め、野球を愛してしまった全ての人々のリアルな物語だった
この本の内容と関係ないが、我が家はどこ(チーム)のファンという訳でもなく
里崎の解説が面白いという理由でパリーグを主に見てしまっているのだが
今シーズンが始まって早々、うっかり広島戦を見て以来
すっかりルーキーの森下投手のファンになってしまい
次の登板が楽しみで仕方ないのである(西武の源ちゃんと同郷なのね☆)
『天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い』は
2019年12月にアフガニスタンで銃撃され亡くなった中村哲さんの自伝
治療のためにアフガニスタンへ赴いた医師の中村さんが
なぜ多くの井戸を掘り、大規模な用水路を拓くに至ったのかが綴られている
砂漠のビフォーアフターの写真はやってやれないことはない!
と勇気をくれるし、数々の中村さんの言葉が刺さった
コロナ禍にも響く思いも…
『オリジン』でもラングドン教授は殺されそうになったのに
事件解決後はのんきにアメリカに帰って行った
ラングドンの時計がアップルウォッチになった時が
このシリーズの終わりなのだと思う
今回の清張さんは『小説帝銀事件』を
戦後の占領期に本当に起こった事件を考察し
清張さんが自分を納得させるために書き上げた小説ような記録である
清張さんが「この事件の背景にあるのは、われわれ市井の庶民が
いわれもなく逮捕される危険性を含んでいる怖さだ」と強調しているように
冤罪と権力へ、ものすごい恐怖を感じる事件だった
この物語は、ある記者が現在のウェスティン都ホテル京都の5階の部屋から
下を走る京津線の大津行きの路面電車を見下ろすところから始まる
清張さんは実際ここに長期滞在してストーリーを練っていたに違いない
電車は現在地下鉄になっているので見えないし、ホテルのお部屋はお高い
ティーラウンジにだけ行ってみるか…と調べたらケーキセット2000円かぁぁぁ
小樽の今はなき丸井デパートも出てくるよ
いろんな短編が楽しい『シャーロック・ホームズの帰還』
ホームズが帰って来たんだよ!もっと喜べワトソンくん
訳者がノリノリで翻訳したと見えて
「やっさもっさのあげく」なんて書いてあるのが楽しい
「踊る人形」が気にいった
引き続きシャーロック・ホームズ『恐怖の谷』を
これも『緋色~』のように根深くて、しつこく追っかけてくるっつー話である
解説でも指摘しているように、ワトソン君は「モリアーティを知らない」
ということになっていて、あれ?っと思うのだ
何でも知ってそうな人にそこんところどうなってまっかーと聞くと
「コナン・ドイルは自分が書いたものが100年近く経っても読まれるだろうな
なんて思って書いてないからねー細かいところは気にしてないんでしょ」
と言われ、妙に納得したのだった
その他気になった2点
・鉄アレイって鉄亜鈴って書くんだね
・すごい微笑ってどんな微笑?
『動物のお医者さん』が人気だった当時
北大獣医学部の受験が超難関になってしまったのは噂には聞いていた
私、初読み
当時の学生さんの服装や床で寝てる女子学生なんかに気を取られ
ちゃちゃっと読めるかと思いきや、全然進まないのだった
とりあえず4巻まで。続きはまた後日
ファンを含め、野球を愛してしまった全ての人々のリアルな物語だった
この本の内容と関係ないが、我が家はどこ(チーム)のファンという訳でもなく
里崎の解説が面白いという理由でパリーグを主に見てしまっているのだが
今シーズンが始まって早々、うっかり広島戦を見て以来
すっかりルーキーの森下投手のファンになってしまい
次の登板が楽しみで仕方ないのである(西武の源ちゃんと同郷なのね☆)
『天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い』は
2019年12月にアフガニスタンで銃撃され亡くなった中村哲さんの自伝
治療のためにアフガニスタンへ赴いた医師の中村さんが
なぜ多くの井戸を掘り、大規模な用水路を拓くに至ったのかが綴られている
砂漠のビフォーアフターの写真はやってやれないことはない!
と勇気をくれるし、数々の中村さんの言葉が刺さった
コロナ禍にも響く思いも…
『オリジン』でもラングドン教授は殺されそうになったのに
事件解決後はのんきにアメリカに帰って行った
ラングドンの時計がアップルウォッチになった時が
このシリーズの終わりなのだと思う
今回の清張さんは『小説帝銀事件』を
戦後の占領期に本当に起こった事件を考察し
清張さんが自分を納得させるために書き上げた小説ような記録である
清張さんが「この事件の背景にあるのは、われわれ市井の庶民が
いわれもなく逮捕される危険性を含んでいる怖さだ」と強調しているように
冤罪と権力へ、ものすごい恐怖を感じる事件だった
この物語は、ある記者が現在のウェスティン都ホテル京都の5階の部屋から
下を走る京津線の大津行きの路面電車を見下ろすところから始まる
清張さんは実際ここに長期滞在してストーリーを練っていたに違いない
電車は現在地下鉄になっているので見えないし、ホテルのお部屋はお高い
ティーラウンジにだけ行ってみるか…と調べたらケーキセット2000円かぁぁぁ
小樽の今はなき丸井デパートも出てくるよ
いろんな短編が楽しい『シャーロック・ホームズの帰還』
ホームズが帰って来たんだよ!もっと喜べワトソンくん
訳者がノリノリで翻訳したと見えて
「やっさもっさのあげく」なんて書いてあるのが楽しい
「踊る人形」が気にいった
引き続きシャーロック・ホームズ『恐怖の谷』を
これも『緋色~』のように根深くて、しつこく追っかけてくるっつー話である
解説でも指摘しているように、ワトソン君は「モリアーティを知らない」
ということになっていて、あれ?っと思うのだ
何でも知ってそうな人にそこんところどうなってまっかーと聞くと
「コナン・ドイルは自分が書いたものが100年近く経っても読まれるだろうな
なんて思って書いてないからねー細かいところは気にしてないんでしょ」
と言われ、妙に納得したのだった
その他気になった2点
・鉄アレイって鉄亜鈴って書くんだね
・すごい微笑ってどんな微笑?
『動物のお医者さん』が人気だった当時
北大獣医学部の受験が超難関になってしまったのは噂には聞いていた
私、初読み
当時の学生さんの服装や床で寝てる女子学生なんかに気を取られ
ちゃちゃっと読めるかと思いきや、全然進まないのだった
とりあえず4巻まで。続きはまた後日