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積読拾読(女たち編)

2016-03-11 | 
「コーヒーと一冊」第2弾から『K氏の遠吠え』をチョイス。
K氏は毎章後半になると読み手を置いてけぼりにし、遠くで吠える。
戻って来て。

『水辺にて』を読むとカヤックに乗りたくなる。
あっさり乗れてしまうような錯覚に陥る。
季節の匂い。水の音。自然の猛威。琵琶湖の上ってどんなだろう。

今回の太宰は『御伽草子』。素直におもしろい。
浦島さんの亀の考察はごもっとも。
相変わらずの奥野さんの解説が明解できもちいい。

女は強し!『〈わたし〉を生きる 女たちの肖像』。
まさにインタビューの名手の取材力に舌を巻いた。
女性たちの人生を知らせてくれてありがとう。

『大原御幸』一気読み!
これを読む前に、またしても西陣織関連の見学をしたもので、
えーもしかしてこの本の内容はあの会社のことだったぁ?とドキドキしてしまったが、
調べたらどうやら違うようでほっとしたような残念だったような…
無駄に一喜一憂してしまった。
手遅れだけど、この本に関して西陣織関係者にちょっと感想など聞いてみたかった!
いずれにしてもどこかで繋がっているんだろうな。分業だし。
芸術家と名乗るか、職人と名乗るか。
芸術品なのか、工芸品なのか。
どちらを名乗った方が将来的に価値を見出せるのか、
技術の継承や保護に補助や協力をしてもらえるのか、
考えてしまった。

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