「半沢直樹」香川照之さんについて

ドラマ「半沢直樹」で、今回は大和田暁を演じる香川照之さんについて。

今回の香川さんは、ドラマの中で銀行の常務というかなりお偉いさん役を演じており、ビシッとしたスーツをお召しになった姿といい、あのアイロニーたっぷりの雰囲気は、龍馬伝時代の岩崎弥太郎が三菱財閥の創始者となった頃の延長として、どこかダブって見えてしまうのは私だけだろうか。

香川さんは今でこそ歌舞伎俳優として活躍されているが、ドラマにも戻って来てくれて嬉しい限り♡

処で話しは変わるが、三菱財閥と言えばその昔、東京計器製作所の光学計器部門と岩城硝子製造所の反射鏡部門に三菱合資会社の社長岩崎小彌太（いわさきこやた）氏が出資して、「日本光学工業株式会」（現在のNikon）が出来たのだ。

岩崎小彌太は、三菱財閥の四代目で岩崎弥太郎の弟（岩崎弥之助）の長男であり、母はなんと後藤象二郎の長女（早苗）である。龍馬伝のドラマの中では後藤象二郎（青木崇高）に散々蹴りを入れられていた弥太郎だったのに、互いの身内同士が結婚していたなんて全く知らなかったのである。

まあドラマと現実との誤差にこそ、本当のドラマがあったりするので、それはそれで興味深い。

話しが大分遠回りてしまったが、自分のカメラもNikonの一眼なので、岩崎弥太郎が居たからこそ今自分の手元にこのカメラがあるのか思うと、何だかすんごい嬉しくなる。

そして香川さんがあの時、岩崎弥太郎を演じなかったら、Nikonの由来も知ることがなかったから本当に感謝しちゃう‼