いつもご拝読賜りまして恐れ入ります。
昨夜は急遽職員の先生と副園長と共に夜会でした。
先日、とある保育用品の展示会へ。
そこでお会いしたある大きな園の経営者さんと名刺交換。
皆さんご存知の通り私たちの業界は働き方改革の岐路に立っています。
10年前現場を離れ音楽教室を運営し自営を営んできた間でも現場では働き方改革は足踏み状態でした。
現場で働く後輩達からも仕事のやりがいを感じるものの子どもたちのためにという名目から担う側の負担が年々増している事もまた感じていました。
コロナ禍が進むと共に「ICT」を活用した管理業務が発展し開園からフル活用しています。
展示会ではICTを共有集約できる「電子黒板」の説明会もあり興味を持って見ておりました。
「先生、そんな事してたら職員の先生が働かなくなる。少し負担が掛かる仕事の方がモチベーションが保てる」と仰って。
感覚がズレにずれていて。
本当に残念でした。
ICT化する事で帳票やお子さん達の様子を家庭と密に連携し質を落とさず(逆に上がってます)業務が簡素化できるのは実証済み。
その分保育に注力出来ていると。
働き方改革のスピードが上がらないのはシステムではなく保守的な働き方に拘る運営者の思考と全ての方に思い遣る気持ちがないんだと再認識。
いずれ淘汰されていくでしょう。
国は推奨するもののICTの補助金事業は地方自治体によって1年2年の差で遅れています。
日本なのに。日本語が通じない地方自治体。
ではまた。
美糸