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柳田よ　原点に返れ　秋山監督「飛距離より確実性」



参考
西スポ　さま
ありがとうございます。

基本に立ち返れ！　全体練習が行われた３日、秋山幸二監督（５１）が柳田悠岐外野手（２５）に対し、原点回帰指令を下した。オープン戦初戦、２月２２日の西武戦（宮崎アイビー）でグランドスラムを記録。今季こそはと思わせるど派手なスタートを切りながら、本拠地ヤフオクドームに戻ってからの２試合は７打数無安打。下降気味にある大砲候補に対し、確実性の重要さを説いた。

　■２試合快音なし

　シーズン開幕まで、まだ３週間以上もある。それでも、状態の悪さが気になって仕方なかったのだろう。秋山監督はバットを持った柳田がグラウンドに現れると、待ってましたとばかりに歩み寄り、身ぶり手ぶりの指導を施した。

　時間にしてわずか３分足らず。伝えたことは、至ってシンプルなものだった。「自分のスイングをすることだけ考えろ」。基本中の基本とも言えるべきアドバイス。柳田の身体能力の高さを認めるからこそ、あえて余計な言葉を使わなかった。

　今季初の対外試合となった西武とのオープン戦では、いきなりグランドスラムを記録。宮崎キャンプ中は紅白戦、練習試合も合わせた実戦９試合すべてで安打を放ち、２本塁打、９打点と絶好調をキープしていた。

　今年こそは…と誰もが柳田の“確変”を期待した。だが、福岡へ戻った途端に小休止状態に陥った。本拠地でのオープン戦２試合は７打数無安打で３三振。「全部ボールを迎えにいってしまうんです」。宮崎では好調を維持していただけに、無安打が２試合続いただけでも状態の悪さが目についてしまう。

　■細かな指導なし

　そんな悩める大砲候補の不振の原因を、秋山監督は的確に把握していた。「遠くへ飛ばしたいという思いが強すぎる。その前に確実性を上げないと。まずはそこ。原点だろ。もちろん、ただバットに当てるのではなく、自分のスイングの中でミート力を上げることが大事。飛ばす力は持っているんだから」

　迷ったときこそ、原点回帰－。秋山監督はあえて細かな技術指導を行わなかった。柳田にはレギュラーとしての活躍を求めるからこそ、自分で考え、答えを導き出すことの重要性を知ってほしかったのかもしれない。「あまり考えすぎず、明日からまた、自分のスイングに集中します」。シーズン開幕まで、まだ時間はたっぷりある。



ドームオープン戦７打席ヒットなし。

満塁ホームランを打った試合から音なし。

期待しているだけに・・・。

がんばれ、ギータ！！