松田宣浩 下から稼ぐ 斉藤和巳氏が直撃
参考
西スポ さま
ありがとうございます。
西スポならではの好評企画、ロングインタビュー「キーマンに聞く」。宮崎キャンプ第5弾もホークス選手の核心にググッと迫ります。今回は今季から選手会長を務める、マッチこと松田宣浩内野手(30)が登場。かつて絶対エースとして君臨し、今季から西日本スポーツ評論家となった斉藤和巳氏(36)が直撃しました。インタビュアーとして「初登板」した先輩の質問を軽々と打ち返し、いつの間にか話題は宣伝からローカルネタへ…。最後はマッチの独壇場でした。
■選手会長の役割意識
-マッチ…いや、松田選手、キャンプでの仕上がりはどうですか。
去年はWBCの合宿があって、結果が求められる2月でした。その点、今年はじっくり基礎の反復をやれています。
-今年から選手会長。意識していることは。
投手陣とよくしゃべるようにしています。野手とは同じ時間を過ごすことが多いけど、投手とはなかなか対話の機会が少ないので。
-野手と違う?
はい、投手はまじめですね(笑)。自分のことを黙々とやるというか、己の道を突き進んでいる感じ。摂津さん、中田さん、ウルフ、スタンリッジとか。
-外国人とも? 英語で話すの?
いや、日本語で。おはよう! と言ったら、向こうもオハヨウ! と返してくれます。
-ハハハ。ところで打撃に関して、今春は昨秋に取り組んだスイング改造を戻す形にしたとか。
ボールを引きつけるのは大事だけど、引きつけ過ぎるのも良くないと気づいたんです。バットのヘッドがきれいに返るところで打つのが僕の特長。泳ぐのとは少し違う。周りから見ればポイントが前過ぎるのかもしれないけど、僕にはそこがジャスト。逆に人と同じポイントではボテボテばかり。いろいろ試した中で少しだけポイントを前に戻しました。
-なるほど。投手としては内角を突きたくなる話やね。内側を徹底的に意識させて、外角のボール球を追いかけてくれたらいいな、と。
僕は常に内角を待っているんですよ。内よりの甘い球を打てる形で構えている。
-目付けをインサイドにすると、外角球が遠く見えるのでは?
逆に外角に目付けすると、ボールからボールの変化球にも体が早く反応してしてしまうんです。内角に意識を置くと、外に外れるスライダーが見えてこない。視界から消すイメージです。独特な考えなんですけど。
-かなりの技術がいるね。でも、それをやられたら投手は投げるところがないかも。ちなみに昨季打ち込んだ投手、抑えられた投手のデータを見ると、各球団エース級との相性がいまひとつ。
西武の牧田には21打数1安打でした。とことん直球を待ってスライダーにやられた。上投げの投手と同じ感覚で対戦していました。(牧田を得意にする)李大浩に聞いたら、それはよくないな、と。独特な球筋の投手からは簡単に本塁打は打てない。反対方向に打ちにいって確率を上げた方がいい、と。
-ロッテ成瀬に14打数1安打、オリックス金子には13打数2安打。成瀬は開幕戦で投げてくるだろうし、これを打つことで1年間の意識も変わってくる。
成瀬はチェンジアップが見極めづらい。金子はいろいろな球種を持っている。やっかいなのはフォーク、チェンジアップを続けてくるところです。追い込まれてワンバウンドのフォークを見逃したら、同じ角度からストライクのチェンジアップを入れてくる。
-勝てる投手には理由があるわけやね。もう一つ、気になった数字は出塁率。昨季は打率・279で出塁率が・314と低かった。四球27個はやっぱり少ない。
たぶん、規定打席に達した中で一番少ないはずです(実際は楽天・藤田の21四球が最少)。
-積極的に打つのは悪くないと思う。それが持ち味だし、投手から見ても怖い部分だから。
1球目から打ちにいくのは積極的と言われる半面、あっさりともとられる。今年は4番ではないだろうし、後ろにつなぐことを意識して投手に球数を投げさせたい。それが四球を増やす近道かな、と。そのなかで打てる球を打ち返していくのがテーマになります。
-これまでは比重をかけてこなかったことだと思う。打席でリズムが崩れる可能性はない?
今年のチームはみんな打ちます。四球を27個から50~60個に増やす。チーム状況を考えたらそれが大事だろうと。1試合4打席を4球で終わるより、4タコでも球数を投げさせることです。
-チームはオフにものすごい補強をしたと言われる。実際、選手としてはどうなの?
勝負の世界ですから。僕は(補強は)あっていいことかなと思います。米国からではなく、他球団から来た外国人選手なので日本の野球をよく知っている。刺激が増えて、意識が高い中でキャンプを送れている。間違いなく、いい方向に進んでいると思います。
■打順にこだわりない
-西スポの開幕予想オーダーでは6番になっている。昨季は4番もたくさん打ったのに。
フルイニング出場した11年は8番からのスタートでした。打順にこだわりはない。もっと下でもいい。むしろ7、8番にお前がいるのか、と言われたい。打順よりもフルイニング出場して、30本塁打、100打点といきたいですね。
-確かに今のメンバーを見たら、マッチが6番、7番でしっかり機能するオーダーは怖い。ところで、今年も宅配ピザのCMやるの?
はい! 昨年初めてチラシが入ったとき、自宅マンションの宅配ボックスが僕の顔一色で…。ワーッとなりました。
-ウチにもよう入ってくるよ。家にいてもマッチから離れられない。
新メニューつくったんです。トッピングのソーセージを分厚く、3センチにしました。福岡でナンバーワン人気とか!? 2014年も僕の顔をお届けします!
-がっつりやな。今季で入団9年目か。レギュラーになって何年?
王会長の監督最後の年からです。7年目ですか。京滋魂です。
-そこは説明せんと分からんやろう。
和巳さんの出身地の京都府、僕の滋賀県のタッグです。今季はお立ち台で、滋賀まで飛んでいった一発です、と言いたいですね。
-滋賀は九州ではなじみがないからね。滋賀をアピールしてもいいんじゃない?
でも、ワン・ツー・スリー・マッチ! が好評ですからね。
-あれが好評なん?
和巳さんも一緒にやってくださいよ。
-イチ・ニー・サン・マッチ!ってか。
すみません。イチ・ニー・サンじゃなく、ワン・ツー・スリーです
-どっちでもええわ。それにしても最後は滋賀とピザの話。完全にのまれたね。ありがとう。
ありがとうございました!
あははは。
マッチはおもしろい。
やっぱり宇宙人かな???
選手会長なのでピンチの時マウンドでしっかりピッチャーを鼓舞してほしいですね。
それと打撃!!
ガンガン打ってお立ち台でほえて貰いたいです。
参考
西スポ さま
ありがとうございます。
西スポならではの好評企画、ロングインタビュー「キーマンに聞く」。宮崎キャンプ第5弾もホークス選手の核心にググッと迫ります。今回は今季から選手会長を務める、マッチこと松田宣浩内野手(30)が登場。かつて絶対エースとして君臨し、今季から西日本スポーツ評論家となった斉藤和巳氏(36)が直撃しました。インタビュアーとして「初登板」した先輩の質問を軽々と打ち返し、いつの間にか話題は宣伝からローカルネタへ…。最後はマッチの独壇場でした。
■選手会長の役割意識
-マッチ…いや、松田選手、キャンプでの仕上がりはどうですか。
去年はWBCの合宿があって、結果が求められる2月でした。その点、今年はじっくり基礎の反復をやれています。
-今年から選手会長。意識していることは。
投手陣とよくしゃべるようにしています。野手とは同じ時間を過ごすことが多いけど、投手とはなかなか対話の機会が少ないので。
-野手と違う?
はい、投手はまじめですね(笑)。自分のことを黙々とやるというか、己の道を突き進んでいる感じ。摂津さん、中田さん、ウルフ、スタンリッジとか。
-外国人とも? 英語で話すの?
いや、日本語で。おはよう! と言ったら、向こうもオハヨウ! と返してくれます。
-ハハハ。ところで打撃に関して、今春は昨秋に取り組んだスイング改造を戻す形にしたとか。
ボールを引きつけるのは大事だけど、引きつけ過ぎるのも良くないと気づいたんです。バットのヘッドがきれいに返るところで打つのが僕の特長。泳ぐのとは少し違う。周りから見ればポイントが前過ぎるのかもしれないけど、僕にはそこがジャスト。逆に人と同じポイントではボテボテばかり。いろいろ試した中で少しだけポイントを前に戻しました。
-なるほど。投手としては内角を突きたくなる話やね。内側を徹底的に意識させて、外角のボール球を追いかけてくれたらいいな、と。
僕は常に内角を待っているんですよ。内よりの甘い球を打てる形で構えている。
-目付けをインサイドにすると、外角球が遠く見えるのでは?
逆に外角に目付けすると、ボールからボールの変化球にも体が早く反応してしてしまうんです。内角に意識を置くと、外に外れるスライダーが見えてこない。視界から消すイメージです。独特な考えなんですけど。
-かなりの技術がいるね。でも、それをやられたら投手は投げるところがないかも。ちなみに昨季打ち込んだ投手、抑えられた投手のデータを見ると、各球団エース級との相性がいまひとつ。
西武の牧田には21打数1安打でした。とことん直球を待ってスライダーにやられた。上投げの投手と同じ感覚で対戦していました。(牧田を得意にする)李大浩に聞いたら、それはよくないな、と。独特な球筋の投手からは簡単に本塁打は打てない。反対方向に打ちにいって確率を上げた方がいい、と。
-ロッテ成瀬に14打数1安打、オリックス金子には13打数2安打。成瀬は開幕戦で投げてくるだろうし、これを打つことで1年間の意識も変わってくる。
成瀬はチェンジアップが見極めづらい。金子はいろいろな球種を持っている。やっかいなのはフォーク、チェンジアップを続けてくるところです。追い込まれてワンバウンドのフォークを見逃したら、同じ角度からストライクのチェンジアップを入れてくる。
-勝てる投手には理由があるわけやね。もう一つ、気になった数字は出塁率。昨季は打率・279で出塁率が・314と低かった。四球27個はやっぱり少ない。
たぶん、規定打席に達した中で一番少ないはずです(実際は楽天・藤田の21四球が最少)。
-積極的に打つのは悪くないと思う。それが持ち味だし、投手から見ても怖い部分だから。
1球目から打ちにいくのは積極的と言われる半面、あっさりともとられる。今年は4番ではないだろうし、後ろにつなぐことを意識して投手に球数を投げさせたい。それが四球を増やす近道かな、と。そのなかで打てる球を打ち返していくのがテーマになります。
-これまでは比重をかけてこなかったことだと思う。打席でリズムが崩れる可能性はない?
今年のチームはみんな打ちます。四球を27個から50~60個に増やす。チーム状況を考えたらそれが大事だろうと。1試合4打席を4球で終わるより、4タコでも球数を投げさせることです。
-チームはオフにものすごい補強をしたと言われる。実際、選手としてはどうなの?
勝負の世界ですから。僕は(補強は)あっていいことかなと思います。米国からではなく、他球団から来た外国人選手なので日本の野球をよく知っている。刺激が増えて、意識が高い中でキャンプを送れている。間違いなく、いい方向に進んでいると思います。
■打順にこだわりない
-西スポの開幕予想オーダーでは6番になっている。昨季は4番もたくさん打ったのに。
フルイニング出場した11年は8番からのスタートでした。打順にこだわりはない。もっと下でもいい。むしろ7、8番にお前がいるのか、と言われたい。打順よりもフルイニング出場して、30本塁打、100打点といきたいですね。
-確かに今のメンバーを見たら、マッチが6番、7番でしっかり機能するオーダーは怖い。ところで、今年も宅配ピザのCMやるの?
はい! 昨年初めてチラシが入ったとき、自宅マンションの宅配ボックスが僕の顔一色で…。ワーッとなりました。
-ウチにもよう入ってくるよ。家にいてもマッチから離れられない。
新メニューつくったんです。トッピングのソーセージを分厚く、3センチにしました。福岡でナンバーワン人気とか!? 2014年も僕の顔をお届けします!
-がっつりやな。今季で入団9年目か。レギュラーになって何年?
王会長の監督最後の年からです。7年目ですか。京滋魂です。
-そこは説明せんと分からんやろう。
和巳さんの出身地の京都府、僕の滋賀県のタッグです。今季はお立ち台で、滋賀まで飛んでいった一発です、と言いたいですね。
-滋賀は九州ではなじみがないからね。滋賀をアピールしてもいいんじゃない?
でも、ワン・ツー・スリー・マッチ! が好評ですからね。
-あれが好評なん?
和巳さんも一緒にやってくださいよ。
-イチ・ニー・サン・マッチ!ってか。
すみません。イチ・ニー・サンじゃなく、ワン・ツー・スリーです
-どっちでもええわ。それにしても最後は滋賀とピザの話。完全にのまれたね。ありがとう。
ありがとうございました!
あははは。
マッチはおもしろい。
やっぱり宇宙人かな???
選手会長なのでピンチの時マウンドでしっかりピッチャーを鼓舞してほしいですね。
それと打撃!!
ガンガン打ってお立ち台でほえて貰いたいです。
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