
**小久保へ「19年間お疲れさま」「優勝して胴上げしたい」**
スポニチアネックスさま
ありがとうございます。
◇パ・リーグ ソフトバンク1-3ロッテ(2012年8月14日 ヤフーD)
引退表明したソフトバンクの小久保に、球界内外からねぎらいの言葉が届いた。
▼ソフトバンク・王貞治球団会長 19年間、お疲れさまでした。たび重なる試練を乗り越え、大学卒業者として2000安打を達成、素晴らしい野球人生を全うした君を誇らしく思います。特にこの6年間はチームリーダーとして、チームをまとめ、昨年は8年ぶりの日本一に大いなる貢献をしてくれました。ファンの皆さんも君の頑張り、一挙手一投足に魅せられ、大きな声援を送り続けてくれました。これからは新しい目標に向かって、さらなる飛躍を期待しています。
▼巨人・原監督 なんと答えていいか分かりません。引退というのは重い言葉だから。本人が熟慮した中で出した決断でしょうね。
▼DeNA・中畑監督 通算2000安打という大記録を残しての引退は、本当によく頑張った。この時期での表明は、チームにプラスになると思ったはず。責任感の強い彼らしい引き際だと思う。
▼ソフトバンク・内川 まだ気持ちの整理がつかないが、キャプテン(小久保)も最後まで戦うと言ってくれた。子供の頃からキャプテンを見て、今一緒に戦っているのは幸せなこと。優勝してみんなで喜びたい。
▼ソフトバンク・本多(選手会長)ビックリしましたが、この時期というのがよかったのかも。選手にいい衝撃になり、団結力につながる。ここでBクラスにとどまるわけにはいかない。最後は優勝してキャプテンを胴上げしたい。
▼小久保の母・利子さん(65) きょうの試合前に電話がありました。少し前から、ひょっとしたらというのは思っていましたが、伝えられると言葉が出ませんでした。ケガの心配がなくなると思いましたけど、寂しいです。
▼青学大・河原井正雄監督(大学時代の恩師)学生時代から本当にケガが多くて。本当にここまでよくやったよ。
▼山中正竹氏(小久保が唯一の大学生として出場した92年バルセロナ五輪代表監督)立派な決断。球団の状況を客観的に配慮して今の時期に結論を出すのは小久保らしい。
**小久保今季限りで引退 パワー衰えて決断 **
スポニチさま
ありがとうございます。
ミスターホークスがユニホームを脱ぐ。ソフトバンクの小久保裕紀内野手(40)が14日、今季限りの引退を表明した。ヤフードームで行われたロッテ戦後、緊急会見を開いて発表した。今季は6月24日の日本ハム戦(ヤフードーム)で史上41人目の通算2000安打を達成したが、本塁打はわずか2本。パワーの衰えを理由に、計8度の手術など波瀾(はらん)万丈の野球人生にピリオドを打つと宣言した。
涙は最後まで見せなかった。だが、目は赤く充血し、時折声を震わせる場面もあった。ロッテ戦後の緊急会見。ユニホーム姿の小久保は「フリー打撃でもボールが飛ばなくなった」と苦渋の決断に至った胸の内を吐露した。
球団は功労者の進退は本人に一任していたが、小久保は試合前に王貞治球団会長、秋山幸二監督らと会談。「今季限りで現役を引退します」と伝えたという。「8月いっぱい勝負を懸けて、来年もやろうという気持ちになるかというところだった。それより早く自分の気持ちが固まってしまった」。試合後、ナインにもロッカールームで伝えた。
レギュラーシーズン43試合を残した突然の決断。最大の要因は、こだわり続けてきた飛距離の衰えだ。今季は打率・234で本塁打はわずか2本。2000安打を達成した一方で、最近はスタメンから外れ、代打としても起用されないままベンチを温める機会が増えた。「試合に出られなくなったというより、自分の実力。思い描いたボールを遠くに飛ばすのが長所でこの世界に入ってきて、なかなか練習でも入らなくなった。そういう葛藤ですよね」。絶好の角度で打球が上がっても平凡な外野フライに。王会長から長距離砲として育て上げられ、95年に本塁打王に輝いた。さらに史上17人しかいない通算400本塁打も達成した小久保にとって、現在の自分は到底受け入れられなかった。
8度の手術、ダイエー(当時)から巨人への無償トレードなど、激動の野球人生に終止符を打つ時は来た。残されたターゲットはリーグ3連覇と2年連続の日本一。そのために19年間のプロ野球人生の全てをささげるつもりだ。小久保は「チームの力になれる最大限の努力をしたい」と誓った。
王会長に決意を伝えた時は「涙がボロボロこぼれた」という。しかし、球場を引き揚げる際には「あまりしんみりするのもね。(チームメートには)気遣うよりも優勝して、胴上げして、引退させてくれと言うつもりだよ。最後は燃え尽きて終わりたい」と言った。思い立ったら一直線という小久保らしい幕引き。「一瞬に生きる」という座右の銘の通り、最後まで1球に魂を込める。
◆小久保 裕紀(こくぼ・ひろき)1971年(昭46年)10月8日、和歌山県生まれの40歳。星林高では投手で甲子園経験なし。青学大で遊撃手に転向し、92年バルセロナ五輪で銅メダル。93年ドラフト2位(逆指名)でダイエー入団。95年には本塁打王、97年には打点王を獲得。04年からの3年間は巨人に在籍し、07年にソフトバンクへ復帰。一塁手と二塁手で計3度のベストナインとゴールデングラブ賞に輝いた。11年には日本シリーズ史上最年長の40歳でMVP。1メートル82、87キロ、右投げ右打ち。
**小久保「やり残したことはない」も「燃え尽きて終わりたい」 **
ソフトバンクの小久保が引退表明
小久保の目は赤くなっていた。それでも真っすぐに前を向いて、きっぱりと質問に答えた。
――引退の理由は。
「何がきっかけというものじゃないが、徐々に固まってきた。フリー打撃でボールが飛ばなくなってきた。練習でも入らない。そういう葛藤ですね」
――心残りは。
「きょうの時点まで振り返った時にやり残したことはない。秋に優勝できなかったという後悔はしたくない」
――秋山監督からの言葉は。
「代打もあるし、先発もある。最後までしっかりやろうと言っていただいた」
――チームメートに伝えたのか。
「試合後に伝えた。誰も何も言えずにびっくりしていた。あした(15日)優勝して胴上げして引退させてくれと伝えます」
――残りのシーズンに向けて。
「僕の出せる力を出して、しっかりチームの力になれるようにしたい。最後に燃え尽きて終わりたい。何とかパ・リーグ3連覇をしたい」
ショックです。
1日でも長くユニフォームを見たいので最後まで応援がんばります。
皆さん よろしくお願いします。
まだ出来ると思うのですが、残念ですね。
今後はHawks球団に関わってもらいたいと思います。
本人はわかっているでしょうが。
最後まで1日でも長くプレーできるように優勝してほしいです。
応援がんばります。