Hawks いい鷹（たか）放題～ Hawksニュース

新垣解禁　不思議ボール


参考
西スポ　さま
ありがとうございます。



　「不思議系」でなんくるないさ！　新垣渚投手（３３）が２９日、２００６年までの３年連続２桁勝利を支えた「２桁フォーク」を解禁した。本人が「不思議」と表現する大きく揺れながら落ちる変化が特徴で、西戸崎室内練習場のブルペンで１０球を試投。近年は制球重視の投球スタイルを続けていたが、右肩の不安が消えた今季は「剛腕復活」を宣言。右肩を痛める前に投げていた決め球で、プロ１２年目の完全復活を狙う。

　■８０球中１０球試投

　西戸崎室内練習場のブルペンに、加藤領健ブルペン担当の驚きの声が響いた。「めっちゃ落ちてる！！」。この声に心からの笑みを浮かべたのは、今季の完全復活を期す新垣だ。「不思議なボールやろ」。球種はフォークだが、球速と変化が昨季とは大きく違った。

　２００３年のプロ入り以降、投球スタイルの変化に合わせてフォークに工夫を加えた。この日解禁したのは、０６年までの３年連続２桁勝利を支えた「２桁フォーク」だ。球速があって変化が小さい昨季のタイプとは違い、回転数が少なく大きく揺れながら落ちる球だ。

　新垣も「不思議」と表現する変化を見せるフォークの解禁には理由がある。０９年に右肩を痛めてからは制球を重視。打たせて取るために変化の小さいタイプを採用していたが、今季は右肩の不安が解消。かつての「剛球スタイル」への回帰を目指しているからだ。

　自主トレ中に「（今季は）肩が壊れてもいい覚悟で挑む」と宣言。直球と宝刀スライダーの組み合わせを軸に、打者を圧倒するプランを打ち出した。さらにもう一つ、空振りを奪える球種を模索している際に、かつての決め球を思い出した。

　「以前の（フォークの）握りで遊びで投げていたら、思ったより変化した」。球を深く握り、縫い目に指をかけるタイプをひそかに練習。「いろんな投手がいるが、自分はかけたほうが落ち幅は大きい」と、かつての指先の感覚も取り戻した。

　この日は加藤ブルペン担当を座らせて８０球。復活の鍵を握る直球は低めに集まり、「２桁フォーク」も１０球テストした。「この時期でこれだけ投げられているのは、調子がいい証拠」。新垣は確かな手応えを口にした。

　Ｂクラスに沈んだ昨季は、規定投球回数をクリアしたのはエース摂津のみ。チームはオフに先発陣を大型補強したが、プロ１２年目の右腕には通算６０勝の実績がある。「２桁フォーク」は、宮崎春季キャンプでさらに細部を調整。再び決め球として武器にできれば、復活へ一歩近づく。　




補強した外国人選手がぞくぞく来日しています。

それでも気になるのが若手と新垣投手です。

今年やらないと存在感がなくなります。

応援していますのでがんばってください。

今年は最初からアッピールしないと置いていかれます。

がんばれ、渚！！