オホーツク海高気圧が張り出すと、日高の天気はパッとしない。
この時期、どこの種場所も混んでいるようですね。聞くところによると、エンパイアメーカーは8頭も集合直検だったというから、二日分が一日で集まったことになる。それも一日に4回という通常(一日3回)よりも少し無理をした体制でも2日分ということになりますが、次の日に残りの4頭が種付けできるか?といえば、それはまた別問題。次の日の新たな牝馬が3頭もくると、7頭での検査で順番が決まる。そうこうして待っているうちに排卵してしまう牝馬も出てこよう。生産者にとっては人事ではない話です。また、種場所の担当者も胃の痛くなるような時期ですね。もちろん、人気種場所の社台スタリオンでは、多くの種牡馬がこういう状況になりますが、そこは天の一声で順番が決まるのか?集合はないようです。多頭数交配は苦労も多いのですよ。
幸い、当場では順調に受胎していて、まだ2回目の種付けには行っていません。遠いところは一度で決まってほしいです。