桜の腹黒日記

ヲタ日記。毒吐きまくり。嫌な方は回れ右!責任は持てません!
…更新不定期中。遡ってふいにアップしてたりします。

トルコへGO! 3

2008-01-29 | 旅行記


 3日目 『エフェス』

はい、めっさ、ハイテンショ~ン きゃほぉぉ~!!
ここで、あほみたいにテンションあがっていたのは私ともう一人くらいだったのではないでしょうか(笑)
わたくし、歴史やら遺跡、博物館、美術館がとにかく好きなんです。
歴史のほうは、下手の横好きと同じで浅く広くな感じなのですが(苦笑)。
遺跡好きですが、トロイでは『木馬』でがっかりしてしまって、テンションがいまいち。しかし、エフェスは違います。まさか!ここにこれるとは!!(感涙)
この遺跡の存在は知っていたし、1度行きたいと強く思っていたのですが、『トルコ』にあるのを知りませんでした。勝手にイタリアかギリシア近辺だと思い込んでいたんです。このへんのアバウトさが、自分を「下手の横好き」と評するところ。めっぽう地理に弱いもので・・・・・
ガイドブック見て乱舞

では『エフェス』とは
紀元前(10世紀~)11世紀にギリシアからやってきたイオニア人が建設した都市国家*貿易都市エフェソス。数々の支配者がこの地を所有したが、有名どころではアレキサンダー大王やローマ皇帝。ローマの属国であったため、クレオパトラも訪れた。この地の黄金時代は紀元前130年頃。人口ではローマの第3都市であったと推定されている。もともとはギリシアの女神*アルテミス(月の女神。ローマ神話ではルナ)を崇めていたが、その後キリスト教がはいり、さらに晩年の聖母マリアと使徒ヨハネが移り住んだことからキリスト教にとっても重要な地になったとか・・・・・・。ちなみ聖パウロが聖書にある「第一コリント人の手紙」を書いたのも、この地。まぁ、キリスト教や宗教に興味のない人にはどうでもいい話(苦笑)。


入り口が2箇所あるのですが、私達は南側の入り口から入場しました。
入場してすぐに、いかも『遺跡!!』と言う感じの柱が・・・・・・
images1images2、1の立ち並んでいる柱の間を通ってみましたうっき、うっき。
images3、かなりしっかりと積まれた通路の壁。写真ではわかりにくいのですが、幅は意外と狭く、壁が私の身長(約163㎝)より高いので結構、威圧感があります。迷い込んだら抜けられないかも、て気持ちにさせられました。
images4、オデオン・・・・・約1400人を収容できた会議場。屋根も覆っていたらしいです。となりには役場跡がありました。
images5、クレトス通り・・・・・あとで出てくるセルスス図書館へ続く岩畳の緩やかな傾斜。両脇には議員や医者の石像が並んでいるが、今は石像の首がない。心ないコレクターなどに盗まれてしまったからだ。石像全部は無理ので、首だけを盗んだらしい。きっと、歴史ある金持ちの家にあるんでしょうね。
images6ドミチアン神殿・・・・・奥にある2本の間には、7mもあるローマの暴君ドミチアン帝の像がたっていたらしいのですが、今は見る影もなく、ただ柱のみです。
images7、クレトス通り・・・・・行き止まりに図書館が見えてきました
images8、トラヤヌスの泉・・・・・トラヤヌ帝に献上された泉。門みたいになっている真ん中のところから水がでていたとか。
images9、ハドリアヌス神殿・・・・・皇帝ハドリアヌスに捧げられた神殿。メデューサのレリーフが彫られている。意外にも魔よけ扱いでメデューサは人気。
images10、クレトス通り・・・・・道路にはこの街が建設された当時からの岩畳も混ざってます。岩畳なので雨が降ったら大層滑ったことでしょう。そのすべり防止に浅い穴があけられてます。穴があいてるのがオリジナルの岩畳。頑張ってその石だけ歩いてました(あほです。笑)。
images11images12、注目して欲しいのは、遺跡ではなく、その裏手の丘。11だと小さいポツポツにしか見えませんが、12でははっきり見えると思います。・・・・・・そう、羊メ~メ~。ガイドさんが説明してる間BGMはの泣き声と首輪の鈴の音。のどかでした。
images13、当時のモザイク画の通路。美しい。

大理石の公衆トイレや娼館跡も見てきました。大理石の公衆トイレは、冷たいので、お金持ちはお付に温めてもらったそうな・・・・・どんな時代にも豊臣秀吉のようなことをする人はいたということで(笑)

娼館のうんちく。娼館というだけで眉を顰めるかたもいますが、現代と古代では考え方も捉え方も全然違います。古代は娼婦は神聖な仕事の一つで、主に巫女がその仕事にあたっていました。女性の憧れの仕事でもあり、地域によっては結婚前に1年は娼婦をしなければならないという掟があったほどです。決して、卑しくもなく、可哀想な女性達でもありません。

images14images15images16
14はエフェスのシンボルともいえる『セルスス図書館』。120万冊の蔵書を誇っていたと言われています。現在は入り口部分しかないです。1階はイオニア式、2階はコリント式と異なる様式で造られています。何故、違う様式で造られているか気になる方は自分で調べてください(笑)。説明書くと長くなるんだもん(笑)。15は柱を見上げた写真。でかさがつたわりますでしょうかね?16は柱の天井(と表現していいのかな?)こんなところにまで彫が。細部まで美しい。
images17、商業アゴラ・・・・・昔、市場が立ち並んでいた広大な敷地です。写真はほんの一部です。ほんと、極一部。
images18、豊穣の女神*アルテミス・・・・・本来アルテミスは月の女神で狩りなどを司る女神なのだが、この都市では豊穣の女神として敬われていた。実はこの女神像、自由時間ギリギリに見つけました。らっきぃ。実物見てみたかったのですが、博物館にしかないと思っていたので、本当嬉しかったです(博物館見学は予定がなかったので)神様ありがとう。この像がなんの像か即座に理解できた自分を褒めたい。
images15、アルカディアン通り・・・・・通称*クレオパトラ通り。繁栄時はこの通りの先すぐに海があり、港がありました。海を渡り、港についたクレオパトラがこの通りを通り、エフェスの街に訪れたそうです。ガイドさん曰く、「クレオパトラになりきって、歩いてください(笑)」
images16、大劇場・・・・・約2万4000人を収容できたと言われる劇場。私のメインですハイハイテンションここだよ、ここに来たかったんだよぉぉ~きっと、目は子供のようにキラキラしていたと思われます(笑)。正月特番でローマの歴史やってたんですが、番組中にSMAPのゴローちゃんがここに座って色々語ってました・・・・どうでもいいネタです。年1回だけ有名なアーティストを呼んで、夜にコンサートを行うそうです。行ってみたい!!
images17、大劇場の最上階部分は危険なので立ち入り禁止。あがれる一番高いところまで駆け上ってみました。かなりの高さです。大劇場客席からの光景です。まっすぐ伸びているのが15のクレオパトラ通り。現在、海は山の向こうです。海岸線が何キロも下がっていることに月日の流れを感じます。
images18、図書館から大劇場に向かう大理石通りで見かけた木。・・・なんとなく芸術的かと・・・・・

以上、エフェスでした。
・・・・あ、ちなみに帰りは北口から出たのですが、出入り口そばにはお土産屋さんが並んでいて、熾烈な客ひき争いが・・・・・・・気になる店もあったけど恐くてはいれませんでした。だって、しつこいんだもん

続く⇒



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