桜の腹黒日記

ヲタ日記。毒吐きまくり。嫌な方は回れ右!責任は持てません!
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009 RE:CYBORE

2012-11-08 | アニメ感想

先週ですが、見てきました。
友人が2D見て、3Dのほうがいいかもと言ってたので、素直に3Dで見ました。
私は3D苦手ですが、これは3Dで見てよかった。てか、3Dで見るべき。
フランソワーズが情報を集めているシーンとか、マジ3D感動した。
攻殻の世界に入った気持ちになれました。
こういう世界だったのね~って感じ。

私的には

幸いにも私は原作009もアニメもおぼろげな記憶しかなかったので、新009として神山作品を見ることができました。
なので、評価はそこそこ高いです。
ただ、もともとのファンの方にはどうなんでしょう?
画は最初から気にしない方向で(苦笑)。
さすがにジェットはびっくりでしたが。
鷲鼻はどこに?
あんな美形知らんぞ!!(笑)
あとはフランソワーズは大人すぎて、おぼろげな記憶と違い過ぎた。
な、なにあの黒のガーター!!
興奮しちゃったよ(笑)
あと003と009の大人シーン(笑)

ぶはぁ~~~~っっっ!!!!

となった。
あとで調べたら原作はそういうことになってたらしい。

てか、このアニメは完全に大人向け。
画も内容も。
子供が見ても面白くないだろうね。
10代後半でも難しいかも。
20代後半以上の方に勧めたい。
それくらい、見る側のスキルが必要です。
以前のアニメの009が好きなかたのはどうなんでしょう?
内容的や作り的にはむしろ石ノ森さんの描くものに近づいてた気がします。
石ノ森さんも実は基本小難しい考え方で、小難しいものが底辺にある…と私は思ってるんで。

とりあえず、一部のコアファンに受けるつくりだと思います。
今までの神山作品を見てる人間としてはむしろ、神山監督にしてはかなり万人にわかりやすいところに話を落としたなと私は思ったんですが、見た友人やネットの感想を見ると難しいという人が大半で、正直、ちょっと驚きました。
あとは以前の監督だったらああいう”人と人の絆”、”人間の(良い方向に向かおうとする)意志力”とか素直に書くようなことはなかったように思いますが、今回本当わかりやすかったなぁと私はおもったんですが。
やっぱり震災で色々考えたからでしょうかねぇ。

監督が歌舞伎の”みえ”にこだわったのは、すげー伝わった。
おかげで、各シーン、シーンで、各キャラクターがかっこよかったわ。
まじで。
ジョー惚れそうになった(笑)
前に座ってた10代の女子二人が、ジョーかっこよかったと連発してた気持ちがよくわかる。

内容は原作でも未完の「天使編」なので、ああいう「はい?えっ?」って終わりでも私はいいと思う。
次作が期待できそうな作りだしね。
ただ、見た人によって解釈は全然違うだろうなって感じ。
監督の解釈を聞きたい。
やっぱ、インタビューのってる雑誌とか買うべきかしら。う~ん
神山監督にしてはわかりやすい落としどころだったので、個人的にはもっとわかりにく感じでもよかったかなぁ。
あとはアニメで語られている某言葉が、聖書ではないとなってますが、言ってる意味は聖書に出てくることとかわらなくないか?と思ってみたり。

「はじめに言葉あり」

これは聖書の最初。
勘違いされやすい言葉だけど、意味が正しく理解されてアニメは作られている。
…けど、間違った解釈でもとれるようにつくってある。
ん、でも、意味ありげに見えて、この言葉の一連はあんまり真剣に受け取らなくてもいいだろうし…

本当、見る側のスキル求めるアニメだぜ。

もう1回くらいはみたいけど……

 

 

書き忘れ。
ジョーが一人で音速で逃げるシーン。
他の人を助けるのは無理とは思ってるが、気持ちいいくらい自分本位やなぁ~正義の味方じゃね~と思いましたが、あとで、それで落ち込んでいるシーンあって、ほっとしました。
あお、やっぱ、マモやDの声は華があるなぁと感心。
千和さんもよいよね。
私好きv



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