桜の腹黒日記

ヲタ日記。毒吐きまくり。嫌な方は回れ右!責任は持てません!
…更新不定期中。遡ってふいにアップしてたりします。

BLOOD+

2007-03-18 | OTKUのつぶやき

                2005/


5日で50話を見ました。
全然、止められませんでした。
続きが気になってしょうがなかった作品です。
一体、どんな謎があるのか?、ラストがどうなるのか?

久し振りに楽しめました
全話見終わってからも、最終回を5回、他の回も見直してます。
作品自体は、すごく切ない。
残虐なシーンもあります。しょっぱなは、かなりインパクトな映像でした。
でも私はこの作品は、くさい言い方になりますが、『愛の物語』な気がします。
友情、親子・・・・・・・家族愛、恋愛・・・・・・・・
色んな愛情の姿が描かれている。
愛するから見守る、愛するから戦う、愛するから帰りを待つ、愛するから憎悪する、愛するから追いかける・・・・・・・・

この物語には<シュバァリエ>という存在が出てきます。
ただひたすらに、自分の主人を愛する。
その存在が、より一層、そんな風に感じさせたのかもしれません。

物語の主人公は『小夜(サヤ)』という少女。(↑の少女)。
小夜に従うもの<シュバァリエ>の『ハジ(↓痩身の美しきチェロ奏者)
寡黙で無表情。
とにかく、小夜の言う事しか聞かない。
『小夜至上主義』の彼。

・・・・・・・・・・・大好きです
たとえ、間違った方法だったかも知れないけど、ハジが思うのは小夜の幸せだけ。
初めは何を考えているかわからないと言われますが、私的には彼の考えていることは『小夜の幸せ』だけじゃん、って感じです。
沖縄(物語は沖縄から始まります)で、記憶が思いだせない小夜にハジは今の幸せを守りたいなら思い出さないほうがいいとほのめかしたり・・・・
本当は、事情や状況を考えたら、思い出しほうがいい。でもハジにとっては世の中がどうなろうと小夜に幸せになってほしい、それだけ。

しかし、物語が進み2人の過去が語られていきます。
最終話まで見たあとでは、沖縄で小夜と再会したハジの心境が切なくてしょうがない。
きっと、本当は自分が取り戻したかった笑顔。
でも、取り戻す事ができなかった。
それでも、自分以外の人が取り戻してくれた笑顔でさえ、小夜が笑っているならハジは幸せ。その笑顔が見れるだけで幸せ。
そんな、深くて一途な愛情があるでしょうか。
クライマックス近くなり、ハジの過去も心境も語られます。
ハジが小夜の(血の繋がらない)兄*カイに『私には小夜しかいない!!』と叫んで、飛び出すシーンやパリの街で悩む小夜に、小夜と離れていた時の話を少しだけ語るシーン・・・・・・・・
ただ、そこには小夜への愛情しかなくて切ない。
最終話に向かい、「もう、頼むからハジを選んでやってくれ小夜~!!」って、祈る気持ちで見ました。
解釈は人それぞれでしょうが、小夜が自らキスしたことで、私的には小夜はハジを選んだと信じたい。(カイとカイFANには悪いけど)
次に目覚めた時には、昔のようにハジと笑って、自由に旅して欲しい


01 ソロモン
私のもう一人のお気に入りキャラ
もう、登場からキラキラの王子様です(笑)。
今までの私のタイプではないのですが、ソロモンはやられました。
元々は小夜の敵の<シュバァリエ>だったのですが、小夜に恋をして、やはり一途にひたすらに小夜を愛します。
振られても小夜の<シュバァリエ>である事を望みます。
私的には、その一途さがあるならば永遠とも思える刻をハジのように、小夜と共に過ごす事を選んでもよかったのでは?と思うのですが・・・・・・・・小夜を独り占めしたかった彼には難しかったようです。

あとは登場人物たちもいいです。
たった50話で、結構、各人物達の過去も書き込まれていて、良いです。
デヴィットという主要なキャラの声が小杉さんでうっとりデス。
しかし、最終話で彼が赤のアロハを着ていました。あまりに似合わなくて、呆然としました幸せボケだろうか?

主題歌や音楽にやたら気合のはいった作品でした。

私の書く小説が読める方なら、好きな作品かと思われます。
でも、50話もあるので、気合のある人は見てみてください。(苦笑)



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