ガンダム00 ＃6 傷跡

　＃6　傷跡

虐殺
アロウズの攻撃によりカタロンの基地は壊滅状態に・・・・
ソレスタル～が情報を流したせいではないかとマイスターたちに詰め寄るカタロンの構成員たち。
さっきまで笑っていた奴らがよぉ・・・
カタロンの一人が言っているせりふですが、テロというものがどういうものなのかが、表されている重いセリフだと思います。

そっと、基地に戻ってきているサジ。
その惨状に愕然とします。
・・・・ていうか、よく戻ってこれたもんだと。ここで逃げ出すよりは、人としてマシだとは思いますけど・・・ケド・・・・・

ミレイナはみちゃだめ
フェルトの気遣いは間違ってないとは思います。まだ14歳の子供が見るには、あまりに惨状です。悲劇です。
でも、その14歳に結局は人殺しの手伝いさせているんですよね？
00が抱えている大きな矛盾の一つですよね。

あまりに無残な戦場に、スメラギは自分の過去を思い出し倒れてしまいます。

ティエリアVSサジ
様子のかおかしいサジをとらえて、詰め寄るティエリア。
サジの様子がおかしいことに気付いたあたり、やはりティエリアは前とは違います。
なんという、愚かなことを・・・
戦いから離れたかっただけで・・・・・
彼らの命を奪ったのは、君だ！君の愚かな振る舞いだ！
自分は違う、自分には違う世界の出来事だ。そういう現実から目を背ける行為が無自覚な悪意となり、このような結果を招く
僕は・・・そんなつもりじゃ・・・
激しく糾弾され、泣きくずれるサジ。
一般人としてサジの行為はわからんでもない・・・わからんでもないが・・・・・愚かだ。
そんなつもりがなかったとはいえ、結局はその場にながされ、結果を考えもしなかった、考えようもともしなかった彼の行為はまさに『無自覚の悪意』。
サジに対して同情的な声もあるけど、でも子供ではないのだからソレスタル～に隔離されている間に自分の状況を考える時間はたくさんあったはずなのに・・・・と個人的には思わずにはいられない。

予報士たち
ついにスメラギさんの拘っている過去が明らかに。
誤情報により、友軍同士が戦い、さらにはその戦いで恋人を失っていた・・・・・
自分の手で恋人を殺してしまったと変わりありません。
悲劇のオンパレード。それはトラウマにもなるっていう話です。
いまだに失った恋人に囚われているスメラギにカタギリがはいる隙間は0だと思います。2年も一緒にいて気付かなかったんでしょうかね、彼は？
なんの因縁か、この同士討ちになった時の相手の戦術予報士が、マネキン！
それゆえに、アレルヤ奪還の作戦からソレスタル～にクジョウ（スメラギ）がいるのではないかと疑いはじめます。

私は死んでもよかった
アザディスタンが火の海になっていたため、マリナを連れてカタロンの基地に戻ってきた刹那。
祖国の惨状をシーリンに告げるマリナ。
マリナが無事だったことをほっとするシーリンだが、マリナは自分は故国の為にしんでもよかったと告げる。
・・・・ていうか、その火の海に戻って死んでも、全然故国のためじゃないと思いますマリナ姫。人はそれを犬死って言うんですよ。わかってます？

お兄様
・・・・え？！おにいさまぁぁぁ。
いつも王の後ろに影のように控えていた紅龍ですが、『お兄様』らしいです。ああ、びっくり。
しかも、王の口ぶりからは、どうも恨みつらみがアルっぽいのですが・・・はて。

私は人を殺すための道具です！
セルゲイからの謝罪メールで、カタロンへの攻撃がセルゲイが得た情報からだったことを知るピーリス。
その情報から虐殺が行われ心痛めているはずなのに、ピーリスを心配し謝罪をするセルゲイの優しさに、自分は戦うために作り出された道具であり、幸せを求めるべきではないと涙するピーリス。
自分は超兵だと言い聞かせている様が痛々しくてしょうがないです。
ああ、ついに泣いてしまいました。可愛いです。ぶっちゃけ、00のヒロインは彼女でしょ（苦笑）

出会い
ピーリスとルイスが出会います。
あなたは無理をしている・・・あなたは心で泣いている。誰かをずうと思っている。
ピーリスは一目でルイスがここにいることが相応しくないと見抜きます。
この二人の出会いが何かを生むんでしょうか？
きみは・・・・・（乙女だ！）
爆笑！！アンドレイはルイスに一目ぼれ？
いや～、どうなるの！！
なに、ブシドウと同じく実はおもしろキャラ？

ブシドウ
今週もわらかしてくれます！！
私があいまみえる！
・・・・・・しからば！！
爆笑！！！
どこでそんな言葉覚えてきたの？
悠くんが真面目な顔でこのセリフ言ってると思うとさらにおかしくてたまりません。
来週の迷言が楽しみです。

今日は本気モードでいくぜい！
やっぱりライルは今まで実力を隠していたみたいです。
カタロンのスパイという以外にも、なにやらありそう。

僕は・・・ぼくはぁぁぁぁ！！
自分の犯した罪の大きさに何かをせずにはいられないサジ。
あれほど戦うことを非難していたが、カタロンの人たちを守るために戦おうとする。
プトレマイオスに突進してきている機体がルイスとは知らず、主砲の標準を合わせるが・・・・・しかし、刹那を責めた自分の言葉を思い出し引き金がひけない。
さて、どうする？！
悲劇のヒロイン（笑）まっしぐらなサジです。標準あわせている機体にのってるのがルイスだって知ったら、さらに悲劇だろうな・・・このままでは鳶（アンドレイ）に油揚げ（ルイス）を攫われそうだし・・・・前途多難だなぁ。

マリー！！
戦っている相手がピーリスだと知るとなにも出来なくなってしまうアレルヤ。
思いっきりやられていますが、大丈夫ですか？


セカンドシーズンは登場人物にスポットライトがあたっている分、ファーストシーズンより見やすいのですが、ただ、肝心のソレスタル～、そのものの意味がなくなっていると思う。
いまのところ、完全私怨で動いているし・・・キーワードの『武力介入』するはいったいどこに？
あっちをたてるとこっちがたたず・・・・なんかうまくバランスのとれないできですね。