自由に生きたい

・・・と、ひどく突然、
どうしようもないほどの渇望に駆り立てられます。
ソレはある日、突然やってくるのです。
なんの前触れもなくやってきては、
私をいてもたってもいられない気持ちにさせます。
家族も友人も仕事も・・・・・
係わりあるすべてを投げ捨てて、
『もっと、もっと、自由になりたい！！』
と、想うのです。
自分と係わりあるすべての繋がりがわずらわしく思えてくるのです。
でも、私は家族を大切に想ってます、
友人達がとても好きです。
感謝してます。
本当にみんなに出会わなければ、現在生きてなかったと思います。
それなのに、
そのすべてが私を地上に繫ぎ止める重い鎖のように思えてしようがないのです。
そんな風に思ってしまう自分がどうかと思えて、ひどい自己嫌悪に陥ります。
どうして、そんなふうに想ってしまうのかわかりません。
物心ついた時には、すでに在りました。

ただ、風にたなびく髪を心地よく思い、
そよぐ花を美しいと思い、
波音のような草花のそよぐ音に耳を傾け、
思いのままに歌い、
木漏れ日を愛し、
すべてを育む大地に感謝し、
何にも執着せず、
すべてを愛しく感謝し、驚きと感動で心を満たし、
そんな風にながされるままに
本当はゆっくり生きていきたいのかもしれません。
それが私の想い描く『自由』の姿だから・・・・・