桜の腹黒日記

ヲタ日記。毒吐きまくり。嫌な方は回れ右!責任は持てません!
…更新不定期中。遡ってふいにアップしてたりします。

当日のこと3

2011-03-30 | 徒然と

コンビニに入ったのは、少し、薄暗くなった時間。
もう、すごい行列。
だめもとで一番初めに確認しましたが、電池も水も無し。
…うん、そうだよ、分かっていたよ。
とりあえず、水がないなら、スポーツ飲料!
これも残り少なかったですが、なんと確保。
あとは疲れやすくなるから”酢”ジュースを何本か買い込み、カップラーメン、ただし、当面お湯が確保できるとは思えなかったので、ちょっと控えめに家族の人数だけ、あとはご飯と言っていた妹1と自分のためにレトルトのおかゆパックに、カロリーメイトとかそっち系のお菓子感覚で食べれる栄養補給製品をあるだけ買いました(笑)
しかし、普段、あまりお金を財布に入れてるほうでもなく、しばらくは銀行も無理かなぁ~とか、色々考えると無駄使いもできなく、財布の中身の2/3だけで収めよう!(苦笑)
本当、こんな時も無駄に冷静な自分にちょとね。はは。
なんで、買い物の時ははじめに予算を伝えて、その分まで買います!と宣言してから計算始めて貰いました。
迷惑な客ですみません。
一応、大まかに計算しながらカゴに放りこんだので、予算内で全部変えました良かった。
そのコンビニで1~2時間は並びました。
んで、暇だったので、人間ウォッチング。
面白かったのは買い物の中身。
もう、ひたすらカップ麺大量買いする人(お湯確保できたのかなぁ?)、煙草だけ箱買いする人(これはマジで驚いた!え、こんな時に煙草?!煙草なの?!!!)、あとはレトルト買い込み人(お湯か、電気ないと食べれないよ…)、一番多かったのはお菓子の大量買い!まぁ、日持ちしますけどね。
実際、2~3人で並んでいた男子が「俺、しばらく菓子で生きていくわ」と言ってた(苦笑)

あとは、私は苦笑したんだけど、日本人ってこんな時でもちゃんと並ぶのね~てのが、店に入った第一印象。
入リ口は開けっ放し、店員はお客様の対応にてんてこまい。
たぶん、盗みなんて簡単に出来そうなのに、何時間も並んで、きちんと金を払う日本人。
ははは、すげ~や、って並びながら思ってました。
まぁ、そう思いながらも盗む気もなく、私も並んでましたけどね。
本当、いかにも恐そうなお兄さんも、おじさんも、順番抜かしをするわけでも並んでました。
あとは、家族の誰かが会計に並んでいるんでしょうね。
待ってる人が崩れ落ちた商品を棚に戻してたり、トイレもちゃんと順番に。
のちほど、海外のメディアに褒められていましたが、正直、私自身は、”日本人っておもしろいなぁ”って。
そんな自分もバリバリの日本気質なですがね(苦笑)
被害や状況があまり理解できてないせいもありますが、本当、暴挙や騒ぎ立てる人を見なかったです。
2週間以上たちますが、やっぱり、今でもそんな人は見てないですね。
(一部コンビニで、閉まった後、窃盗は起きたようです。)
それなりに不満や苛立ちはありますが、そういうことを表に出すのは良くないという考え、人は助け合うべき、譲り合うべき、ルールは守るものだという考えを持つ日本人らしいかな。
あと、どこかこの非日常は一時的ナもので、すぐ日常に戻れると皆当たり前のように信じてる気がする。
多分、日本人って、自分たちが思ってる以上にタフでしたたかな民族なんだなぁって思いました。
実際、日本は地震大国で数十年お気に大きな地震を繰り返し、被害を受けてる。それでも、気付けば復興して、立ち直って生活してる。
戦争でもそう、退廃し、占領下に置かれ、それでも、気付けば復興してる。
なんだろうね、この”強さ”
日本人の”強さ”はすごく分かりにくいものだけど、実はすごい。
そうだよね、日本人ほど、他の国、他の民族に混じって根を下ろしてる民族ってないんだよね。
いつか、日本という国がなくなっても、どこかに支配されたとしても、きっと日本人はその中で従順なふりしながら、日本人らしさを残して、したたかに生き残るんだろうな……なんて、ふと思った。
なんて、頑固な民族なんだろうね(苦笑)

話が脱線しました。
戻りまして。

思ったより食料がゲットできて、ホクv
運がいいわ~と思いながらコンビニをあとに。
しかし、コンビニを出た頃にはもう真っ暗。
家も気になるが、まずは家族の安否かしらと避難所の近所の小学校へ。

ー到着。
到着したものの、校門付近は真っ暗。
どどどど、どういうこと?!
ええ、私ッたら、”停電”になってることをすっかり失念してました。おばかです。
しかし、数名が奥に入っていくので、ここでいいのか、とこそっと後をついて行きました。
足元暗いし、小学校の作りもよくわからないので、おっかなびっくり。
奥まで行くと幾分人の出入りが激しくなって、ああ、ここなのね~って感じに。
後は体育館の入り口で必死にバッテリーと格闘してる人たちが……頑張れ、それがあればちょっとは光が……なんて思いつつ、中に。

すみません、すぐにギブしました。

ぶっちゃけ、あの中からどうやって家族を見つけたらいいのか、軽く絶望的ナ気持ちになりました。
見つけられる気が全くしない状態。
体育館に所狭し、というか、足の踏み場あります?って位の人1一人がやっと通れる獣道のような通路がなんとか確保できてるくらいで、あとは人・人・人・人……
900~1000人くらい居たらしいです。
そんな人ごみの中で、灯り無しの状態でどうやってみつけろと?
広い体育館の中に4~5台置かれたストーブの周辺が若干明るいくらいですよ!
しかし、ここで奇跡がおきました。
地震から今まで1度も繋がらなかった電話が繋がりました!!
うっそ~~~ん!!
だめもとで妹2にかけたら繋がったのよ!
ちなみにその日電話が通じたのは、その時1回だけでした。
おかげで、合流できました。
神様、本当にありがとう!!

薄暗闇の中、家族全員の無事を確認し、ほっ。


続く。



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