土 の 味
ついに親友スザクとの再会を果たすルルだが・・・・・・・・
僕の前に顔を出せるな・・・・ナナリーに嘘をついて最低だ。
俺のせいだ。
すべての罪は俺にある。
生まれて初めて人に頭を下げている。
スザクに下げた頭を踏みつけられ、地に押し付けられてもナナリーを救って欲しいと頼むルル。
許されると思っているのか
思わない
過去には戻されない
やり直せない
その姿にスザクは、すべての罪を背負おうとしたかつての自分を見る。それはスザクに残っていた親友ルルへの情愛を思い出せ、お互い手を取り合おうとする。
その嘘を本当にしてしまえばいい
この戦いを終わらせるんだ・・・・・ナナリーのためにもう一度きみと・・・・
たぶん、この二人が組んで本気になっていたら戦いを終わらせるのは、結構は簡単だと思うんですけど・・・だからスザクが意地を張らずに一番初めに手を取ってたら今までの悲劇はほとんどなかったのになぁ・・・・・と思わずにいられない。
・・・・・・・・・・・・・・が、シュナイゼル兄様のほうが一枚上手でした。
まるでスザクが裏切ったかのように見せかけ、ルルを捕らえてしまう。
俺を裏切ったなぁぁぁぁ
絶望の中ですべての感情を断ち切る決心をするルル
私は今でも兄のつもりだよ。私を信じてくれないか?
ー信じることはやめたんです。
いちをのために策をこうじて、ギルフォードにかけていたギアスのおかげで逃げ出すルル。
そしてナナリー奪還のために、エリア11への攻撃を開始する。
スザクに裏切られたと思い、冷徹になってやると涙するルルが痛いです。
自業自得ではあるのですが、ルルはいつも大事な人と大事なものを取り戻せそうになるたびに指をすり抜け、失ってしまう。
王の力を手に入れたせいなのか・・・彼の持つ運命なのか・・・・・
スザクはシュナイゼル兄さんにいいように唆され、ギアスのことも全て話してしまう。
ーばかっこだ。
アンフェアーな戦いを・・・とか言ってますが、アンフェアーじゃない戦いってあるのかしら?
このへんで簡単に陥落されるあたりスザクって本当に・・・・
唯一、星刻がかっこよかったです。
ナイト・オブ・ワンであるビスマルクにすら「噂通りの麒麟児」と納得された、その実力!!
ちょっとしか出ないんですが、じゅわじゅわ星刻好きになっている今日この頃。