先日、うっきうっき行ってまいりましたぁぁ~。
遺跡・古代史大好きな桜です。
5/22から公開だったのですが、土・日は込み合ってゆっくり見れないと判断し平日休みを待っておりました。
大正解でした
平日の変な時間帯に行ったので、わりあい空いていてゆっくり見れました。
しかし私ペースで見るには時間が多少足りなかったので、また行くつもりです。
楽しみ。
今回の最大の売りは2005年1月に発見された『青いミイラマスク』
3800年前とは思えない美しい色彩です。
頭の模様といい、ただ食い入るように見るばかりです。
あと早大が一番初めに発掘した『魚の丘遺跡の階段』
復元のレプリカが展示されているのですが、鮮やかです。見事です。
美しすぎる色彩で、この画の上を人々が歩いたと思うともったいなくてしょうがないくらいです。
貧乏性の私はもったいなくて踏めません!!(笑)
装飾品や生活用品・・・までさまざまなものがあるのですが、本当に色彩が美しい。
何千年もたってこれなら、一体、リアルタイムのときはどれほどだったのでしょうか?
「この色はなにで作り出したの?」と思わずにいられない。
遺跡、発掘されたものを見るとき、いつも思うんですが・・・
人間って、すごい!!
何千年も昔、機械もないもない世界。
それでも人々は、今の建築物より高いもの、大きいものを建築する。
何十年、何百年かけて・・・・・・・
そこには無数な人の想いや願い、祈りが込められている。
そうかと思えば、とても小さな小さなものを精巧に作ってたり・・・・・
本当に人間っていろんなことができるんだなぁ、って思う。
自分のなんてことのないこの手からでも、無数の事を生み出すことができると思うと誇らしく感じたりします。
『自分は価値のない人間かも知れないけど、価値を生み出す力は自分の内にある』
て思える。
発掘している人たちもすごいよね。
毎日、毎日・・・・・・結果が出なくても、掘り続ける。
精神的にかなりきつい事なのに・・・・・・・
そんなこと思いながら展示物を見ていると感動はひとしおで、1個ずつじっくり見たくなるんですよね。
今回の展示物の私のお気に入りはメインの青いミイラマスクでも装飾物でもなく・・・・・木造の女神達です。
ライオンの姿の女神様(名前忘れた)の彫刻がお気に入り
胸のふくらみとか腰の曲線とか・・・・・・・
まろやかでしなやかで、いやらしくないのに、色気がある。
あと目が・・・・・表現できないんだけど、すごいんですよ。
見てると魂が奪われそうになる。
色んな感情がつまっている目で、神聖でなんか厳粛な気分になりました。
何時間でも見つめて入れるかも・・・・・・・
まわりのおばちゃんたちが五月蝿くなければ。
思わずつっこみたくなる、見当違いな推論を言い出さなきゃ、ね。