先日、某TVで陰陽師*安部晴明が特集されてて、つい、漫画が読み返したくなって、読んじゃいましたよ~(苦笑)
安部晴明を題材にしてる漫画はそれなりにあるんですが、私のお気に入りはやはり、岡野玲子さんのかかれる「陰陽師」
原作が夢枕獏さん。
すごい組み合わせ!
漫画化がお好きでない夢枕さんも大絶賛の岡野さんの「陰陽師」
ーわかります!
まじで、この漫画ハンパないです。
岡野さんの描く繊細な線、繊細な世界感……なのに、ユーモア…てか”愛嬌”があって、骨太で、地に足がついてて、愛情にあふれてて。
繊細なのに、骨太……浮世離れしてるのに、地に足がついてる……正反対のものが絶妙なバランスで同時に存在してる、表現できてる、本当に稀有な漫画だと思います。
勝手な推測ではありますが、岡野さんの描かれる線は細くて、本当に繊細ですが、ご本人は愛嬌があって、あまりこだわらないおおらかな性格で、なにより、この世界や漫画をとても愛してるかたなのかなぁ~とそういうのが、この世界感とか印象を作られてるのでは?と。
ちょっと言葉では語れない美しさです。
読まれてない方は、ぜひ!一度目にしてほしい。
ただ、この全13巻読み返すのは、さすがの私でも大変です。
情報量がハンパない。
全部理解するのは無理~。
博雅ではないですが、なにか呪文でも聞いてる気になります。
かなり、専門要素が羅列されてます。
これを真面目に読んで、理解しようしても、たぶん、素人には無理かと…
ぶっちゃけ、そのあたりはさら~と読み飛ばしてもよいのでは…と私は思ってます。
まぁ、10巻あたりからはできる限り理解できてた方が、晴明の行動や心境が分かりやすいですが……全部はやっぱり無理かなぁ~
絵の美しさと、表現方法については、ピカ一です!
空間や次元の表現の仕方がすごくて、圧巻です!
この人の脳内どうなってるの?!!!と言いたくなるセンスです。
本当にすごい!
どう逆立ちしても文では表現できない。
あとは、各キャラもよいです!
博雅が本当によい漢(おとこ)です。
てか、可愛い人です(笑)
愛すべき人物です。
顔の良しあしではなく……ですが(笑)
それと、漫画オリジナルの真葛がとても好きです。
見鬼(鬼は見える)という以外、なんの情報もなく、突然登場して晴明の妻におさまってしまう女の子なんですが…私はとても好きです。
さりげに重要な子。
そしてなんと言っても晴明です!
私の中の安部晴明のイメージは完全に岡野さんの描く晴明で固定されてます(笑)
あの飄々した感じがたまらなく好きです!!!
なので、実はかなりのおっさんだったという史実は、忘れることにしました(苦笑)
そして私の中の安部晴明のイメージに驚くほどそのままだったのが、映画の野村萬斎さん!
映画の出来はともかく、萬斎さんよかったです~!ハァハァ
読み手を恐ろしく選んでしまう漫画ですが、私が、めずらしく大絶賛の1冊です(笑)
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