桜の腹黒日記

ヲタ日記。毒吐きまくり。嫌な方は回れ右!責任は持てません!
…更新不定期中。遡ってふいにアップしてたりします。

デルフィニア戦記:茅田砂胡

2006-04-27 | OTKUのつぶやき

デルフィニア戦記:茅田砂胡

大っっ好きな小説です。
桜ランキングTOP5入りの作品です。
挿絵が沖 麻実也さんということで、聞いたことはあったのですが、実際読んでのが、3,4年前なので、かなり遅い茅田デビューです。
ーがしかし、そのハマりっぷりはバカみたいなのは、請負です
遅くにかかった麻疹は重いわけです。

しかも今回、現在発表しているシリーズではなく、7年振り『デルフィニア』(外伝)が発行されました
・・・・・・・幸せです
すっげーすっげー、おもしろい。
わーこのネタできたか!!待ってました!!
て感じです。
外伝はバルロとナシアス様メインでしたが、気になっていた出会い話で大変楽しく完読(1日で)致しました。
本編主人公もチラッとして出てこなのですが、新刊は外伝なのでしょうがありません。
しかし、茅田さんのの素敵なところは、ついつい、前に出ているものを読み返したくなるところです。この魔法にかかり、新刊が出るたびにそのシリーズを1巻から読み直してしまいます。
もちろん今回もその魔法にかかり、デルフィニア1巻から18巻まで読み返しましたとも・・・・・はは。
だって、何度何度読み返してもおもしろいんだもん
桜は1、3、10、15、18巻が特に
あきれるくらい読んでます。

知らない方の為に簡単解説。
分類的にはファンタジー小説・・なのかしら。アルスラーン戦記系です。
茅田さんの特徴なのですが、キャラがすごいいい
ストーリーもいのですが、多彩で豊かなキャラ達に身もだえいたします。

物語は国を追われた王様が、風変わりな美少女と出会う事から始まります。
王様の名は、ウォル。
元々は地方貴族の跡取り息子だったが、実は国王陛下の隠し子だった事が判明し、即位することになった庶民派な王様。
鷹揚とした度量の恐ろしく広い、愛嬌のある笑顔の好青年。
国一番の剣士でありながら、その性格は『陽だまりで眠る牛のように穏やか』。
風変わりな美少女の名は、リィ。
金糸のようなみごとな黄金の髪に、鮮やかな緑柱石の瞳。
外見は華奢で可憐な美少女だが、無双の剣の腕を持つ。
馬よりも速く走り、倍以上もある大人の男を片手で持ち上げられるような常識外の力を持つ、年のころは13.4歳の少女。

この主人公2人が出会って、王座を取り返し、結婚したり、他の国と戦って自国を守ったりします。
ポイントは『結婚』はしますが、2人の間にロマンスは0です。
はないけど、それ以上の信頼と恋愛ではない深い愛情で接がれています。この普通じゃない夫婦の普通じゃない会話が最高に楽しいです。

この2人を取巻く人々。

イヴン:ウォルが地方貴族だったころの幼馴染み。山賊をしていたが、ひょんなことから国王になってしまった親友を助ける為に王座奪還に協力することに・・・
のちに親衛隊長となる。つかみどころのない風来坊。
バルロ:国内一の公爵家当主。ウォルの従弟。かなりの皮肉な毒舌家だが、国王に対する忠誠はぴか一イヴンとは犬猿の仲(同族嫌悪)。
ナシアス:有名な騎士団の団長。バルロの親友。学者のような物静かな美しい青年だが、恐ろしく強かな美剣士。

他にも頑固な老将軍や頼りになる宰相、女騎士や国王の元婚約者・・・・・・などなど。
桜はとにかく『イヴン』が
西やんといい、こういう有能でそれでいてNO1ではない人がタイプです。
メロメロです。
おかげで作者本人さえ、イヴンが主役といってる15巻は・・・・・むふ

オススメの一品です。
戦記系、もしくはファンタジー系がお好きな方は読んでみてください。
ただし、シリーズ冊数は結構な巻数ですので、覚悟してください



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