11月15日(木)に復刊した少女の雑誌「MyBirthday(マイバースディ)」。
もうお読みになりましたか?
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大人になった少女たちへ! My Birthday (実用百科) |
クリエーター情報なし | |
実業之日本社
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表紙を担当されているまつざきあけみさんの神秘的な絵が素晴らしい(#^.^#)
1981年10月、11月号の付録のタロットカード78枚と、
去年お亡くなりになったルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ先生の
『神秘のタロット占術』は必見です!!
タロット占いの手順、コツや、正位置・逆位置についての解説、
13のスプレッド(占い方法)が実例つきで、ていねいに書かれています。
もちろん、78枚のカードの意味も載っています。
切り取れるようになっていて、便利~(^O^)
タロット解説本にありがちな意味ではなく、
たとえば「Ⅵ 恋人」では、
「結合 インスピレーション」というキーワードが書いてあり、
きちんとタロットを勉強する人向けに書いてあります。
他にも、魔女っことしての訓練法として、『錬金術(アルケミイ体操)』。
エミール・シェラザード先生の『春までの毎週の星占い』。
イラストレーターさんたちも当時の方たちが出演!
わたしは水の星座を担当されていた犬井青蛾さんのイラストが大好きでした。
『星のクッキング』、『マークの魔女入門』といったおまじない情報が満載。
MyBirthday(マイバースディ)の表紙集や経年式の振り返り記事も、
「ああ、こんなことがあったな~」と懐かしさを覚えます。
今回、1号限りの復刊ということで出版されましたが、
雑誌「MyBirthday(マイバースディ)」が少女たちに愛読されていたのは、
わかりやすい文章で、きっちりと、大事なことが書いてある
というところにあった、と思うのです。
多感な少女時代、
「大人になるとは?」
「世の中とは?」
「友達や異性とのつきあいはどうしたら?」
「世の中の不思議なことと、どう向き合ったらいいのだろう?」
という少女たちの疑問に、
ルネ先生、エミール先生、ルル・ラブア先生、マドモアゼル・愛先生たちが、
基本的で大事なことを、わかりやすく、きっちりと教えてくださっていたから、
あれだけの読者たちが毎号、すみからすみまでむさぼるように読んでいたのだ、
と思うのです。
もちろん、クッキングやファッション、髪やお肌のお手入れ方法といった、
実用的な記事も毎号掲載されていました。
両親と折り合いが悪く、
人生哲学、身だしなみ、体のお手入れについて教わらなかったわたしにとって、
母親かお姉さんのように、いろいろ教えてくれる存在でした。
当時の読者の方でまだ購入されていない方はぜひ! 1冊どうぞ(^O^)
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