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【後編】「集団的自衛権」行使容認が必要な理由

2014年06月07日 00時00分00秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

【後編】「集団的自衛権」行使容認が必要な理由

2014.06.06

http://hrp-newsfile.jp/2014/1497/

文/茨城県本部副代表 中村幸樹氏

『抑止が破れた場合の対処とその影響』の観点

◆「集団的自衛権」に関連する4つのシミュレーション

『抑止力』は、完全に100%働くとは言いきれない面があります。

なぜなら、例えば中国がベトナムやフィリピンに侵略する場合、対処する側

(ベトナム、フィリピン、アメリカ、日本等)に、撃退する「能力」と「意思」があっても、

侵略を意志決定する中国指導者側の、情報不足、分析や判断のミス、自己保身、性格上の

欠陥等により、「認知」が正しく行われないことがあるからです。

では、抑止が破れた場合、即ち、中国が、ベトナムやフィリピンと戦争状態になった場合、

その後どのような展開になるのか、対処とその影響を含め、「集団的自衛権」との関連で、

4通りのシミュレーションを考察してみます。

 

(1)日本が「集団的自衛権」を行使できる場合で、米軍が介入するシナリオ

米軍が介入した場合、兵器性能の圧倒的な差で、中国軍は撃退され、中国の侵略は頓挫します。

日本の自衛隊は、米軍に積極的に協力し、日米関係はより緊密になり、日米同盟は強化されます。

その後の日本や他のアジア諸国への帝国主義的侵略にも、『抑止力』が強く働くようになります。

国民の生命、安全、財産が護られ、投資基盤が安定することで、経済的発展にもつながります。

ASEAN諸国はもちろん、中東、アフリカなど、世界中で中国の横暴を嫌悪していた国々の、日本

への信頼感は増し、正義の国家、徳あるリーダーとして、良き影響力を発揮できるようになります。

 

(2)日本が「集団的自衛権」を行使できる場合で、米軍が介入しないシナリオ

日本は、国際正義実現のために、米国に対し介入を説得し続けなければなりません。ベトナムとフィリピンは、

戦力的に中国には勝てず、見過ごすままでは、ASEAN諸国は、次々と中国の手に堕ちていくからです。

日本は、米国の核抑止力(核の傘)が有効であると判断できる範囲で、多くの国々との連携も密に

すべきです。通常戦力で日本が介入すれば、米国も介入せざるをえなくなります。

さすれば、事態は収拾できます。

米国の核抑止力が有効でないと判断される場合は、早急に日本独自で核抑止力を持たねばなりません。

(この核抑止力も含めた「自主防衛力」の考え方に関しては、別途、詳しく説明させていただきます。)

日本が愛と正義の立場を貫き、智慧でもって世界をリードしていく中に、世界の未来はあるのです。

 

(3)日本が「集団的自衛権」を行使できない場合で、米軍が介入するシナリオ

ベトナム、フィリピンは救われ、アメリカは称賛されますが、日本に対するASEANのリーダーと

しての信頼感は大きく失われます。

米国の国民が激昂するようなことになった場合は、「日米同盟」を破棄される原因にもなりえます。

かつて日本は「日英同盟」を結んでいましたが、第一次世界大戦での協力が不十分だったことが

破棄の原因になり、それ以降、アメリカの排日政策は激化し、日米開戦につながっていったことを

教訓にするべきです。

「日米同盟」が解消された場合には、核抑止力を持たない日本は、中国に飲み込まれ、

チベットやウイグルのように、日本国は消滅し、日本国民の自由、人権、幸福は失われます。

核兵器の脅しと使用に対しては、米軍なくしては抑止が効かず、降伏するしかないからです。

そうならない場合でも、中国の覇権を嫌う米国が日本を再占領するか、日本を戦場として米中が

戦うか、米中ソで日本を分けるか、といったシナリオになります。

 

(4)日本が「集団的自衛権」を行使できない場合で、米軍が介入しないシナリオ

アメリカの「神の正義、世界正義」の信頼は失われます。

アメリカが途中で回心しない限り、ベトナム、フィリピンはもちろん、アジア諸国から世界全体に

至るまで、次々と中国の傘下に入っていき、粛清、強制収容所、侵略主義的覇権主義が世界

にはびこることになります。

日本はシーレーンを中国に押さえられ、石油や各種資源の確保は、中国の支配下に置かれ、

経済的に搾取される中、アメリカからは、弱って頼りにならない日本は見捨てよう、ということになり、

日本国は消滅、中国の圧政下に置かれます。

 

◆「集団的自衛権」行使容認が、日本と世界の生き筋

結局、日本は、「帝国主義的侵略を目差している無神論・唯物論の国家に対しては、毅然として

対処すべし」ということです。

「集団的自衛権」を行使可能とすることが、不当な侵略主義を許さず(勝つべくして勝つ)、様々な

攻撃や謀略への適切な対処を可能とし(不敗の地に立つ)、日本が「平和と正義の守護神」として

「世界の恒久平和のために尽くす」リーダー国家になる(勢いに乗じる)道を開きます。

この「積極的平和」の道が、日本の生き筋であり、世界の生き筋だということです。

中村こうき

執筆者:中村こうき 氏

 

 

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (泣き虫ウンモ)
2014-06-07 20:01:01
この例は、2×2=4のケースを分かり易く説明しています。
この両側の数値を、日米の努力により増やせれば、中国にたいするかく乱要因にもなりますし、少なくとも時間稼ぎにはなりますね。
日本の場合は、経済と軍事と外交ですか、これを良い方向に持っていければ、25や36というようなパターンが増やせます。
中国にとれば、厄介な相手になるということですね。
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