北朝鮮強制収容所・元看守が語る「人権侵害の実態」
THE FACTが2014年2月に配信した番組
『この世の地獄!? これが北朝鮮強制収容所の実態だ! 』
のエッセンス抜粋版です。
脱北した元強制収容所看守の安明哲(アン・ミョンチョル)氏。
安氏が強制収容所の驚愕の実態を絵に描いて、その悲惨さを訴えます。
これが21世紀の今、
まさに隣の国で行われている現実(THE FACT)です。
フルバージョンはこちらからご覧ください
https://youtu.be/VMWJtBi6FPU
この世の地獄!? これが北朝鮮強制収容所の実態だ! 【ザ・ファクト#008】
10分でわかる人権蹂躙国家・北朝鮮の実態
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●脱北した元強制収容所警備兵にソウルで独占インタビュー!
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●体験者が描いたイラストで見る強制収容所の実態
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北朝鮮 強制収容所の実態がインタビューで明らかに!
北朝鮮の強制収容所で生活していた人にインタビュー
9歳の時から10年間、北朝鮮の強制収容所で生活していたカン・チョルファン氏に話を聞きました。在日朝鮮人だったカン氏の祖父は1960年代に、当時「地上の楽園」とうたわれた北朝鮮に帰国した資産家でした。しかし、祖父が突然逮捕され、全財産は没収。一家全員、政治犯として強制収容所に送り込まれてしまったのです。10年という刑期を経て、運良く強制収容所から釈放されたカン氏は、川を泳いで中国へ渡った後、密航し脱北を果たします。しかし、彼の家族は未だに北朝鮮に残されたままです。以下にカン氏のインタビュー内容をお伝えします。
北朝鮮の強制収容所はどんなところか
収容所の中には在日朝鮮人4000~5000人を囲い込んだ村がありました。そこには日本人妻もいました。夫は別の場所に送られ、残された妻と家族が収容所に送られたのです。私は20人ほどの日本人妻を覚えているが、実際はもっといたはずです。
約3割の人が最初の3カ月で死ぬ食料事情
電気は通っていましたが、水や薪は自力で調達しなければなりません。食料はトウモロコシと塩しか与えられなかったですね。子供たちには耐えがたいような肉体労働が課せられ、収容所に入ったら今にも死にそうな骨と皮ばかりの子供がたくさんいました。自分もまもなくそうなりました。
収容所に送られると、約3割の人が最初の3カ月の間に死にました。それまで良い暮らしをしていた年配者は、適応できずに死にました。生き延びるためにはネズミ、ヘビ、ミミズ、何でも捕って食べなければなりません。その習性を身につけるまで、半年ほどかかりました。
公開処刑をはじめとする残酷な仕打ちの数々
「公開処刑」はおぞましいものでした。絞首刑をした上に、さらに石をぶつけさせ、その死体を間近で見させるとか。親しい人が飢え死にし、その死体を埋めるときが一番つらかったです。
まず、脱走者は無条件に処刑されます。次に看守に反抗した者。それから例えば穀物を大量に盗んだとか、異性と肉体関係を持った場合は、見せしめに処刑されます。何度も殴られて死ぬ子もいれば、狂ってしまう子もいます。学校で頭を叩かれすぎて、いきなり変なことを口走ったり、教室中を歩き回ったりするので、「ああ、狂ってしまったな」とわかります。
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