理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

マスコミで報道されないような
情報と日記です(^▽^)/
世界と日本の危機を伝える・・

「金正恩後」に起きること 北の崩壊後、難民が押し寄せてきたら?

2017年10月31日 00時28分19秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

「金正恩後」に起きること Part.1 - Q.北の崩壊後、難民が押し寄せてきたら?

「金正恩後」に起きること Part.1 - Q.北の崩壊後、難民が押し寄せてきたら?

 2017年12月号記事 

「金正恩後」に起きること

アメリカが統治? 中国も崩壊? 日本は?

アメリカが軍事行動を起こし、北朝鮮の体制が崩壊した場合、どのような状況が生まれるか。そして、日本はどう対応すべきか。

(編集部 山下格史、小林真由美/写真 岡本淳志)

 アメリカが北朝鮮に軍事制裁する可能性が高まっている。もちろん、北の出方で時期も変わるだろう(10月18日時点)。

 トランプ米大統領は10月に入り、「嵐の前の静けさだ」「たった一つのことだけが有効だ」などと含みのある発言を繰り返した。前後して、マティス国防長官は会見で、「ソウルを重大な危険にさらさずに」軍事的な対応が可能だと語っている。

 トランプ氏は11月上旬から中旬にかけて、日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピンを訪れ、首脳会談や国際会議に臨む。もし、この時期に北が動きを見せればどうなるか―。

 備えあれば憂いなし。少し気が早いかもしれないが、実際にアメリカが軍事行動を起こし、北朝鮮の金正恩体制が崩壊した場合、どのような状況が生まれ、それに日本はどう対応し、今後どのような国際秩序を創り出すべきか考えた。


Part1 

Q.北の崩壊後、難民が押し寄せてきたら?

朝鮮半島有事の際、まず気になるのは難民の問題だ。

1 韓国だけではもたない

 韓国には、北朝鮮の崩壊後70日間は韓国一国で持ちこたえ、その後は国際社会の支援を仰ぐ計画があるという。

 まず、道路や鉄道などの一般使用を禁じて難民を輸送し、閉鎖した韓国北部の学校の校舎に収容する。難民が膨れ上がれば、それを韓国全土へと広げていく。

 飢餓状態が多いと思われる人々への医療や食糧の提供に始まり、衣服、寝具、石けん、歯ブラシなどの日用品も必要だ。シャワーやトイレ、洗濯などの衛生管理も含め、時間が経つにつれて対策は複雑になる。

 実際は韓国に70日間を乗り切る食糧の備蓄はないと言われており、早い段階で国際社会の協力が必要になるだろう。


 

 

「金正恩後」に起きること Part.2 - Q.北の崩壊後、統治はどうなる?

 

 

「金正恩後」に起きること Part.2 - Q.北の崩壊後、統治はどうなる?

 

アメリカが統治? 中国も崩壊? 日本は?

 

Q.北の崩壊後、統治はどうなる?

 

大国に囲まれた北朝鮮。統治するのはどの国なのか。

 

1 中国による傀儡政権の樹立

 

 中国が恐れているのは、民主主義国との緩衝地帯だった北朝鮮が潰れ、在韓米軍が中国国境に迫ることだ。北の体制崩壊時、中国が平壌を占拠して傀儡政権を立てることも起こり得る。

 

 そもそも中国と北朝鮮は同盟国であり、「唇(北朝鮮)がなくなれば、歯(中国)が寒くなる」関係と言われてきた。今年2月に殺害された正恩氏の異母兄の正男氏は、中国が支援していたと言われ、長男・漢率氏の保護についても、欧米諸国とともに中国が関与しているという。

 

 もし米軍の攻撃で正恩氏が亡くなれば、中国は漢率氏を四代目として担ぐ可能性もある。金一族であれば、北朝鮮国内や国際社会も納得させやすい。

 

 しかし北朝鮮問題に詳しい韓国人の専門家は、「中国は脱北者を強制送還する国です。中国の傀儡になっても、北の人々の幸福にはつながりません」と語る。

 

 


アメリカが統治? 中国も崩壊? 日本は?

 

「金正恩後」に起きること Part.3 - Q.トランプは何を目指す? 日本はどうする?

 

 

Part 3

 

Q.トランプは何を目指す? 日本はどうする?

 

トランプ大統領が、北の崩壊の先に見据えているものは何か。

 

1 北の崩壊では終わらない

 

 アメリカには、「北朝鮮が非核化すればそれでいい」と考える人々も多い。だがトランプ氏は、もっと大きな問題解決を図ろうとしているのではないか。

 

 9月、ニューヨークで開かれた国連総会の演説でこう語った。

 

「何百万もの国民が投獄され、殺され、抑圧されているのです。そして北朝鮮が核兵器やミサイルを持って、利益を得る国家は一つもありません。もし自国や同盟国を守らざるを得ない状況に陥ったら、北朝鮮を完全に破壊するしかなくなるでしょう」

 

 7月に中国民主化運動の旗手だった劉暁波氏が亡くなると、「民主主義と自由の追求のため人生を捧げた詩人、学者、勇気ある活動家だった」と追悼声明を発表。事あるごとに独裁体制をけん制している。

 

 なぜこうした発言を繰り返すのか。そのヒントが、独立記念日前の7月の演説の中にある。

 

「241年前の独立宣言以来、アメリカはいつも、『自由は、私たちの創造主からくるものだ』と確信してきました。私たちの自由という権利は、神から与えられている。どんなこの世の権力も奪うことはできません」

 

 トランプ氏は演説で度々「神」に言及する。人間を「物」と考え、人権を踏みにじる全体主義的な価値観を広げてはいけない。これが本音ではないか。

 

 北への軍事行動は非核化のみならず、体制崩壊を目指したもので、その先に中国の民主化を見据える―。世界はアメリカの大戦略に備えておくべきだろう。

「金正恩後」に起きること Part.3 - Q.トランプは何を目指す? 日本はどうする?





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。