大川隆法総裁法話「人間を幸福にする四つの原理」より抜粋
(『幸福の法』第3章所収)
悪霊が入ってくるのは、ほとんど「執着」から入ってきます。
断つためにはどうするかですが、奪う心から与える心に変えることも
一つの執着を断つ方法ですし、自分の頭についてあんまり悪い考え
ばかりあって、劣等感が深いんでしたら 「こういうこと考えてる時間があったら
勉強でもしたほうがいい」というふうに切り替えるのも一つですし、あるいは
諸行は無常ですから、しょせんこの三次元は三次元で、やがては去っていく世界なんです。
「最終的には魂における勝利しかないんだ」と考えることによって勝てるんですね。
「最終的には魂における勝利しかないんだ。この世における敗北は人生の敗北を
意味していない。この世において人がどう言おうとですね、世間がどう評価しようと、
親がどう言おうと兄弟がどう言おうとですね、この世的な評価は最終的な勝敗には
関係がない。最終的な人生の勝敗は 、魂における勝利かどうか」ということですね。
ですから「三次元を超えた世界の目から見ての人生の勝利はどこにあるのか」その面から
見たときに、この執着は断つことが可能です。
そしてその執着を断つことができたら、その悪霊もまた諭すことが可能になります。
あと努力しても変えられないものに対しては、淡白であることですね。
「しょせんこの世のことはこの世のことなんだ」ということで、過ぎていくものに
心を奪われないこと、淡白であることが大事ですね。
そういう透明な心を持って執着を持たない。さらさらと生きていく。
「過ぎたことは過ぎたこと。過去はもう変えられない。しかし、未来は変えることができる。
変えていける未来については努力しよう。過ぎ去った過去について悔やまれることはある
けれども 、反省すべきことは反省し、反省によって修正がもうつかないものについては、
これについてはとらわれないで『今世は今世』ということで、来世以降よりよく生きて
いくための教訓にして 生きていこう」と。
「あまりそれを拡大視して考えることは問題である」そういうふうにしたほうがいいです。
反省によって悪霊が取れる瞬間というのはですね、バリッとペリッと剝がれるような感じが、
ほんとうに壁紙剝がすようにペリッと剝がれる感じがします。
でも取れてもまた同じ悩み繰り返してるとまた戻ってきますから、取れたあとはなるべく
明るい人生観持って生きることが大事なんですね。
どうやって波長合わせないようにするかってことが大事なんですね。
だから反省して取ったらあとは、そういう悪霊の苦しみの波動と合わないような
建設的な明るい人生を生きるようにしないとだめですね。
悪霊の影響を断つために【大川隆法説法集Vol.6】
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