北朝鮮のハッカー特別部隊による攻撃に備えよ
2017年5月22日
北朝鮮にハッカーの特別部隊がある?
2017年05月21日 22:35 http://guevara3d.xsrv.jp/tradeblog/prepare-for-north-korean-attacks-by-hacker-special-forces/
北朝鮮情報機関の特別部隊が、世界中でハッカー攻撃を行っている。ロイター通信が、専門家らの話を引用して報じた。
北朝鮮の元情報科学の教授で現在は韓国で暮らすキム・ヒングァン氏は「(北朝鮮情報機関の)部隊180は、金融機関のサイバー攻撃に関与しており、銀行のアカウントに侵入してお金を引き出している」と語っている。ロイター通信が報じた。
~以下省略~
ロシア政府系のSputnik誌の掲載記事である。
最近世界中で大規模な脅迫型マルウェア「ランサムウェア」による被害が話題になっているが、どう考えてもどこかで大きな組織が無ければ考えられないことから、北朝鮮の関与が噂されていた。
金融機関をターゲットにしたハッキングは資金繰りに困った北朝鮮なら当然考えられるだろうし、北朝鮮の元情報科学の教授の証言もあれば、おそらく確かなんだろう。
しかし、米国にだってその可能性はあるし、そもそもこの記事を掲載した通信社Sputnikの母国ロシアは以前から組織的ハッカーの存在が噂されていたのだ。
「お金が必要なときはチョイと外国の金融機関をハッキングをすればいい」という風潮には困ったものだが、サイバー戦争は既に始まっており、戦国時代の群雄割拠の状態においては、野盗の群れから自らの身は自ら守らなくてはならないと言える。
「情報」をコントロールするものが世界を支配する時代では、幼少時からの情報教育が不可欠であり、語学教育と同様に現在よりも低年齢化を推し進める必要があるだろう。