THAAD報復 中国「民意」「法律」を盾「韓国に制裁」小学生叫ぶ動画
産経新聞 3/18(土) 7:55配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170318-00000089-san-cn
■「踏み殺そう」記載の国旗
【北京=藤本欣也】中国では「民意」と「法律」を掲げ、韓国や同国企業に対する報復的な措置を続けている。
中国外務省報道官は韓国旅行の取り扱い停止など一連の措置について肯定も否定もせず、「中韓両国の交流と協力には、民意の基礎と世論の雰囲気が必要だ」「韓国企業などの中国での経済活動を歓迎するが、合法でなければならない」と繰り返している。
つまり、中国人観光客が韓国を訪問しなくなったのは「国民感情の悪化」が原因であり、韓国企業が当局から処分を受けているのは「法律に違反したから」との主張だ。
しかし実際には、中国当局が直接、国内の旅行業者に韓国旅行の取り扱いを中止するよう指示したとみられている。また中国国内ではロッテグループのスーパー「ロッテマート」99店舗のうち3分の2が消防法違反などで営業の一時停止処分を受けているが、処分が本格化したのは韓国ロッテがTHAADの配備先の土地を提供した2月末以降だ。
地方を中心に韓国やロッテに対する嫌がらせやデモが起きており、一部の国民感情は確実に悪化している。
インターネット上で、中国の小学生らが「ロッテと韓国に制裁しよう」などとスローガンを叫ぶ動画や、ホテルの入り口に「韓国のやつらを踏み殺そう」と中国語で記された韓国国旗が敷かれている写真などが出回っている。
23日には湖南省長沙で、2018年サッカーワールドカップ(W杯)アジア予選の中国対韓国の試合があり、警備当局は厳戒態勢で臨む予定だ。中国が敗れれば、予選敗退が決まるため、反韓デモへの転化も懸念されている。
http://hosyusokuhou.jp/archives/48787594.html
【動画】「ロッテは中国から出ていけ!韓国商品を拒否しよう!」 中国の小学校で“反韓教育”始まる
中国のある小学校で子どもたちがスローガンを叫び、韓国企業と商品の撤退を主張する様子が捉えられた。去る13日(現地時間)、中国メディアのシャンハイスト(Shanghaiist)は、「中国一帯で韓国ブランドの不売運動が拡散している」とし、「不売運動が小学校まで拡散している」と伝えた。
同時に公開された映像では小学生が学校の前に集まり、「韓国を中国から追い出そう」というスローガンを叫ぶ様子が盛り込まれている。先生が、「ロッテは中国から出ていけ」、「韓国商品を拒否しよう」と音頭を取ると、子どもたちは口を揃えて繰り返した。
(写真) 韓国ブランド不売のスローガンを叫ぶ小学生。
また中国のある幼稚園では、韓国の製品を教えて不売運動をする様子が捕捉された。最近のTHAAD配備に反発して、『ロッテ』退出を宣言した中国の報復が日増しに激しくなっている。中国・浙江省(せっこうしょう)のあるスーパーマーケットでは、陳列台に置かれていた韓国ブランド商品を全て片付けると、不売のスローガンを叫んで韓国製品を躊躇なく叩き付ける従業員の姿も捕捉された。
中国当局は我が国の『THAAD配備』に反発して、昨年末から韓国ブランドに対する税務の調査と検疫検査を強化するなど、連日圧迫レベルを高めている。特に韓国製品の不売運動や韓国観光の禁止など、報復的な動きが中国内の全方面で拡散していて、現在我が(韓国)政府は今回の流れがどこまで進むのか注視している。
(写真) 買ってはいけない韓国製品を教える中国の幼稚園。
ソース:Insight(韓国語)
http://www.insight.co.kr/newsRead.php?ArtNo=96860
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