日本の護憲派も、よくお聞きなさい(´Д`)
http://www.sankei.com/world/news/180131/wor1801310040-n1.html
2018.1.31 23:21【米一般教書】保守女性「人格より政策」「北ミサイルから国を守るのが大事」
【ニューヨーク=上塚真由】トランプ米大統領の女性や人権を軽視する発言に抗議するため、この1年間、女性たちによる「反トランプ」運動が盛り上がった。ただ、一昨年の大統領選では白人女性の52%がトランプ氏に投票し、いまだに熱烈に支持する女性たちも少なくない。女性の権利向上が声高に叫ばれる中、トランプ氏の一般教書演説を保守系女性たちはどのように聞いたのか。
ニューヨーク・マンハッタン郊外のニューロシェル市に住むユダヤ人女性のメアリー・カレラさん(73)は長年の共和党支持者で、2016年の大統領選も迷わずトランプ氏に投票した。専業主婦として3人の子供を育て、夫とは死別した。
「米国を攻撃するグループまでを擁護するような(オバマ前大統領の)演説にうんざりしていたので、トランプ氏の演説は率直でとてもよかった」とカレラさん。
ユダヤ人であるカレラさんは、トランプ氏がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことで、一層熱烈な支持者となった。トランプ氏は演説で、敵と味方を明確に分ける姿勢を改めて強調。カレラさんはこの姿勢に深く共鳴したといい、「他の国と同様に米国にも友人や同盟国がいれば、敵もいる。人々が『米国に死を』と叫んでいるイランのような国を、なぜ米国の味方だと取り繕わなければならないのか」と語った。
また、ニューヨーク州北西部のアクロン市に住むトレーナーのクリス・ベイヤーさん(54)も、トランプ氏の演説に「未来に向けて希望のある演説で、すごく感銘を受けた」と好印象を持ったという。
「全体的に楽観主義的なトーンで、一体感が生まれたように感じた。ビジネスマンらしく、より競争的になる必要性を訴えたところも良かった」と評価。一方、トランプ氏が、前政権が導入した医療保険制度(オバマケア)の見直しについて、「突っ込んだ発言がほしかった」と注文を付けた。
権力者によるセクハラが社会問題化し、トランプ氏自身も告発されていることには、「不適切な行為はあったと感じているが、国を導く能力とは別。女性のスキャンダルよりも、北朝鮮のミサイルからどう国を守るかが大事だ」とベイヤーさん。「人格」よりも「政策」を重視すべきだとし、「そろそろトランプ氏が成し遂げたことに目を向けるときだ」と語った。
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