日本も豪州と同じく原潜を保有し、対中警戒強化を 「正義」を貫く姿勢を見せつける 2021.10.1
今月半ばに米国と英国、豪州の3カ国が突然、新しい安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」を結んだと発表し、世界に衝撃が走りました。これは明らかに南太平洋地域での海洋進出を図る中国を念頭に入れた動きだといえます。
中略
かねて、中国当局による香港民主化弾圧などの重大な人権侵害も批判してきました
。まさにオーカスはこうした動きの一環だといえます。
今年3月に豪州から英国に原潜の技術供与を求める相談があり、米国も含めた3者で
秘密裏に交渉が進められました。
ボリス・ジョンソン英首相は16日、「オーカスは、よりグローバルな形で
グレート・ブリテン(大英帝国)構想を実現させたもので、外交的にも大成果だ」とコメントし、胸を張りました。
当然、中国は「対中包囲網」の構築につながると激しく反発しました。
では日本はどうすべきなのでしょうか。
安全保障の観点からいえば、豪州と同じく原潜を保有し、オーカスにも関与しながら、
対中警戒・監視の強化にあたるべきだと考えます。
あくまで日米同盟を堅持しながらも、中国に決して隙を見せず、毅然と対峙する。
そうして「正義」を貫く姿勢を見せつけるのです。
そして、「自由」「民主主義」「信仰」といった価値観を共有する国や地域と連携し、
この地域のリーダー国として振る舞うべきではないでしょうか。
決断のときは迫っていると思います。(幸福実現党党首・釈量子)
全文 https://www.zakzak.co.jp/soc/news/211001/pol2110010004-n1.html
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