鳩山前首相には反省と保守回帰を求める
4 月 26th, 2011 Author: みやもと さとし 氏、ブログ転載
http://miyamoto-satoshi.com/1321.html
--政権批判を強めていますが、菅政治の問題点は何ですか。
鳩山氏 私は道半ばで首相を辞めたけれども、
「国民の生活が第一」という政策的考え方は継承してほしかった。
東アジア共同体がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に
いつの間にか衣替えし、地域主権の考え方も変わった。
一丁目一番地で考えた政策が必ずしもそう扱われていない。
もう一度、原点に戻ってほしいという気持ちで申し上げている。
鳩山前首相の胸の内 問題は小沢氏より菅首相側
- 毎日jp(毎日新聞)
政治家は、言葉を武器に戦わなければなりません。
しかし、嘘や誤魔化しを言ったり、うまく言い逃れをしたりしても
いいというわけではありません。
鳩山前首相が「命を守りたい」と絶叫し、党是でもあろう
「国民の生活が第一」という言葉とは裏腹に、
スローガンのように「コンクリートから人へ」と言った
ことが今回の震災で誤りだったことが明確になりました。
このことを、まず反省し、国民にお詫びすべきでしょう。
TPPも、「東アジア共同体」という、中国を盟主にしかねない
危険なものよりは、はるかによいと思いますし、
地域主権の考えも国家主権を分裂させる大変危険なものですし、
震災の復興などのような大事業は国家主導でやらなければ
不可能に近いでしょう。
また、政権交代以降の政治を混迷させている
最初の原因の一つは、普天間飛行場移設問題の迷走劇でしょう。
さらに、温室効果ガス25%削減も、農家の戸別所得補償、
子ども手当も間違ってないとお考えのようです。
「国難の時に…」と仰るが、みずからが国難の元凶と
なっているという意識は、まったくないようです。
このままであれば、菅首相ともども、日本国を最悪の
国難の淵に叩き込んだ、最悪の宰相としてその名を
歴史に残すことになりかねません。
マニフェストの「精神は間違っていない」と言い切る
前首相ですが、このような「国難マニフェスト」は、さっさと
捨て去るべきです。
鳩山前首相の政治家としての出自を見るならば、
自民党田中派という、保守本流に属していたはずです。
この際、保守の精神へと回帰することが、
汚名を雪ぐ唯一の道だと思います
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