あ、これって地震雲!?もう迷わない!地震雲を解明
空を見上げると不自然で不気味な形の雲が現れていることってありませんか?
地震雲を知れば未然に震災に備えることができますね。
どんなものがあるのか一挙まとめました。こ
れを機にたくさんの雲を知って、自分のみならず大切な人を震災から守りましょう!
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2016年4月15日の熊本の地震。
熊本をはじめとした九州の方々のご無事を祈っております。
「地震の予兆ってないの?」
「予言は信じられない!」
「事前に知ることが出来れば備えられるのに…」
自然現象(地震)は自然現象(雲)が教えてくれるんです。
今、あなたの頭上の雲はどんな雲ですか?
地震雲を見分けて、自分を、そして大切な人を守りましょう。危険は防ぐことができます。
そもそも地震雲とは?
地震の前ぶれとして異常な形をした雲が目撃されます。雲の形は放射状・渦巻き状・直線状の雲など様々な種類があります。
気象上の雲や飛行機雲は風に流され移動するのに対して、地震雲は移動せずに同じ場所で長時間見られるのが特徴です。
出典:地震雲について - 地震情報サイトJIS「地震の前兆現象」
特徴は ”移動せずに同じ場所で長時間見られる” ことだそう!
発生する期間 : 地震発生2週間前~直前
出典:地震雲について - 地震情報サイトJIS「地震の前兆現象」
これらはあくまで多々ある中の一説にすぎませんので必ずしも正確ではありません。
ツイッターでは全国で多くの不気味な雲が報告されています。
これが知りたい、”地震雲の見分け方”
竜巻型や帯状の飛行機雲は地震雲と間違えがちです。その見分け方は…
見分け方は、飛行機雲はしばらくすると消えてしまいます
(気象条件によってはしばらく消えずに残る場合もあります)が、地震雲は長時間形を変えず消えません。
また、飛行機雲は8000~9000mの高さに出来るのに対して、地震雲が出来る高度は4000~5000mにできます。
震源が近いたつ巻形の雲はさらに低い高度にできる場合もあるようです。
つまり、なかなか消えずに低高度に現れた雲が地震雲である可能性が高いようです。
正真正銘の地震雲は、こんな形です。(8種類)
①断層形地震雲 ~雲と青空がくっきりと分かれる~
断層形地震雲1
雲と青空で空を分割したような形状の雲。
雲の部分と、青空の部分が層のようにくっきりと分かれているのが特徴。
2~3日以内に地震発生する事が多い。
発生する地震の揺れが大きい。
断層形地震雲2
②帯状形地震雲 ~線のような雲~
帯状形地震雲1
長い帯のような形の雲。
目撃される地震雲の7~8割を占めるほど、もっともよく見られる地震雲。
雲が長いほど、地震の発生が近い。
雲の幅が太く、色が濃いほど発生する地震の揺れが大きい。
帯状形地震雲2
③波紋形地震雲 ~空に広がる波紋~
波紋形地震雲1
同心円の中心点が震源地となる。
水面にかかる波紋のような形状の雲。
波紋の中心にあたる部分が地震の震源となる。
目撃例の1割強を占める地震雲でもあります。
雲が長く、色が濃いほど大きい揺れの地震が起こります。
波紋形地震雲2
④放射状形地震雲 ~空に広がる放射状の線~
放射状形地震雲1
数日以内に地震発生する事が多い。
雲が長いほど地震の揺れが大きい。
震源方向から数本の雲が放射状に伸びる雲。
ごくまれにしか目撃されない珍しい形の地震雲です。
雲が長く、太く、色が濃いほど大きい揺れの地震が起こります。
放射状形地震雲2
⑤肋骨状形地震雲 ~まさに肋骨!?~
肋骨状形地震雲
その日のうちに地震が発生する事が多い。
2時間後~24時間以内と発見後すぐ地震が起きます。
あばら骨のような形状の雲。
年に数回程度しか目撃されない珍しい形の地震雲です。
目撃したその日のうちに地震が発生する事が多いので注意が必要ですが、
雨の前兆雲と見間違えやすい。
⑥たつ巻形地震雲 ~明らかにおかしい、動かない竜巻~
たつ巻形地震雲1
目撃された付近で地震が発生する事が多い。
たつ巻状や垂直にたちのぼる煙のような形をした雲。
垂直であるほど震源地は近く、150km以内である可能性が高い。
飛行機雲とよく似ているので見間違えやすいが、
長時間雲が消えずに空にあると地震雲である可能性が高い。
また風の影響を受けずに形を変えず、その場にとどまる特徴がある。
たつ巻形地震雲2
⑦稲穂形地震雲 ~稲穂の穂先のようなぽってりした雲~
稲穂形地震雲
稲穂のように先太りした形状の雲。
風の向きとは関係なく、震源の方向に移動していくケースがある。
2日以内に地震が発生する事が多い。
⑧さや豆形地震雲 ~空に浮いたさや豆のような丸い雲~
さや豆形地震雲1
さや豆ような形をした雲。いんげん豆のような細長い雲もあります。
地上2000~3000メートルという低いところに出現するので、雨の前兆雲と見間違えやすい。
大きな雲ほど、揺れの大きい地震が発生する。
数日以内に地震が発生する事が多い。
大きい雲ほど発生する地震が大きい。
さや豆形地震雲2
自ら行動に出て、自然災害に備えよう。
いかがでしたか?一度は見たことのある地震雲があったのではないでしょうか。
地震雲から自然災害を予兆することができるのです。今度おかしな雲を見かけたら、地震雲なのかどうか一度立ち止まって考えてみてください
そもそも人体に感じない地震を含めると、地震は毎日いたるところで発生していますので大部分が当たることになります。
特定の雲が地震の発生と関係があるのかは現在の物理学では因果関係の説明ができません。
しかし大きな地震の前触れ現象として当たる確率が高ければ、
それなりの予想手段としては有効でしょうね。
しかし、これは統計学的な手段になりますから、母集団である数が多くないと説得力に弱いですね。
数で勝負の世界になるでしょうね。
変化して消えていきましたが・・