アルジェリア人質事件
2013年1月19日(土) 加藤文康氏 ブログ転載
http://katofumiyasu.blog45.fc2.com/blog-entry-582.html
私は昨年11月、大川隆法総裁と公開対談を行いました
その時の内容は、大川隆法著「幸福実現革命」
(2012年11月27日 幸福実現党刊)に収録されていますが、
対談の中で私自身、最も印象的だった瞬間は、
安倍次期首相(当時)が、「修羅場に際して、本当に戦えるのか」
というテーマに話が及んだ時だったように思います(P.162)。
2012.11.28 公開霊言対談抜粋レポート
「幸福実現革命―自由の風の吹かせ方―」
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/b30066ad87673a29f132e6948ff08c50
「“安倍さんが次の総理になるだろう”と言われていますが、
私には、“安倍さんは本当に戦えるだろうか”という気持ちも
少しだけあります。一応、タカ派風に見せていますが、本当に
強いかは分かりません。
彼は政治家の家系に生まれ、御曹司として育った人ですが、
“そういう人が本当の修羅場に当たったときに、
やれるのか”ということです。」(大川総裁)
「(中略)政治家としては実に厳しい判断ですね。
それは厳しい判断です。」(加藤)
「厳しい判断ですよ。」(大川総裁)
活字になると充分に伝わってはきませんが、私としては近未来を
想像しながら、万感の想いを込めて発言したつもりでしたが、
総裁はそれを正面から受け止めて下さり、続けて、
かつての福田赳夫元総理の「一人の生命は地球よりも重い」
(連合赤軍・ダッカ日航機ハイジャック事件)発言も
引用しながら、マスコミや世論の非難を恐れて善悪の判断を
回避する、いわゆる平和ボケ「政治」への警鐘も鳴らされました。
タイ訪問中の安倍首相は、アルジェリアの天然ガス関連施設で
発生した、今回のイスラム過激派による邦人を含む
外国人・人質事件で、アルジェリア政府に対して、
「人命最優先、人質の生命を危険にさらす行動を強く懸念する。
厳に控えて頂きたい」と軍事行動の中止を要請しました。
さらには、大切な戦略的外交日程を短縮してまで、
慌てて帰国するそうです。
国民の生命・安全・財産を守るのは政府の責務であり、
人命尊重は当然の主張でもありますが、国際社会の平和と安定の
ためには、テロ抑止に総力を挙げることも、
一流国家の重要な責務でありましょう。
今、日本は、テロという絶対悪を増長する国なのか、
それとも、断固、抑止する国なのかが、問われています。
今回の安倍首相の発言は、テロ行為を増長するばかりか、
世界から基本スタンスを問われかねない失言といえましょう。
そして、これからです。
果たして、安倍・自民党政権は、
中国や北朝鮮が新たに日本人を人質を取った時に、
自衛隊を派遣できるのか、、
尖閣諸島有事で人命が失われるような事態になった時も、
領土と国家主権を守り抜くために、正義を貫き通すことができるのか、、。
私も、安倍政権は応援しております。
されど、今回の対応を見る限り、
残念ながら期待するのは難しい、と言わざるを得ません。
関連記事 http://japanese.ruvr.ru/2013_01_16/101315677/
。
あえば直道さんのコメントがいい感じですね。