朝鮮半島有事における北工作員の
陽動作戦への対処訓練
江頭 俊満 氏、ブログ転載
2012/6/16(土
朝鮮半島有事に際しては、日本国内で北の工作員の陽動作戦が
実施される可能性は高い。
高度に都市化市街化が進んでいるわが国においては、少数の人員による潜入、
攻撃であっても、平和と安全に対する重大な脅威となり得る。
こうした事案には、潜入した武装工作員などによる不作為行為や、
わが国に対する武力攻撃の一形態であるゲリラや特殊部隊による破壊工作など、
さまざまな様態がある。
武装工作員などへの対処にあたっては、自衛隊と警察機関との連携が
重要である。
陸自の師団などと全都道府県警察との間で治安出動に関する現地協定が
平成14年に締結されている。
また、武装工作員などへの対処に際し、現地レベルでの相互連携を一層
緊密なものとするために、平成21年度までに全ての師団・旅団が
全都道府県警察との間でそれぞれ共同実動訓練が行われ、以後、継続的に
共同訓練が行われている。
以下、朝雲新聞ニュースより、転載。
陸自、警察が対武装工作員訓練
↑上 武装工作員が立てこもった建物の屋上にUH1ヘリで降着する
32普連隊員(大宮駐屯地で)
両者隊員がヘリから屋上に降下
【32普連=大宮】32普連はこのほど、大宮駐屯地で地元・埼玉県警と
「治安出動」に関する共同実動訓練を行った。
訓練は「武装工作員への共同対処」を目的に、首相が陸自に治安出動を下命
したとの場面からスタート。検問の設置から武装工作員の発見・追尾、包囲
して鎮圧するまでの一連の共同作業をブラインド方式で演練した。
3回目となる今回は、最初に基礎訓練としてヘリによる緊急輸送、
リペリングによる屋上への降下、検問での不審者対処などを行い、続く
総合訓練で建物内に立てこもった武装工作員の共同制圧に臨んだ。
武装工作員が関東地区に潜入したことをつかんだ警察は、陸自と協力して
各所に検問所を設置。その直後、検問を強行突破する事案が起き、陸自と警察が
共同でこれを捜索。建物3階に立てこもったことをつかんだ両者は、
陸自UH1ヘリを使って対テロ部隊を建物屋上にリペリングで降下させ、
陸自・警察の部隊が共同して突入、武装工作員を制圧するまでの手順を訓練した。
パトカー先導で陸自部隊が急行
山形県警と共同して武装工作員に対処する20普連の隊員(神町駐屯地で)
【20普連=神町】連隊はこのほど、「武装工作員が山形県内に侵入した」
との想定で、山形県警との共同対処訓練を神町駐屯地で行った。
連隊からは実動部隊として4中隊の矢萩孝幸中隊長以下23人、統裁部から
50人が参加。県警からは訓練部隊57人、研修者23人が参加して午前中に
情報収集訓練、午後からは工作員対処訓練を実施した。
実動訓練は自衛隊の軽装甲機動車などが警察車両の誘導を受けて現場に急行、
その後の共同検問の仕方などを演練した。訓練後は両者の連携要領などについて
意見を交換した。
検問要領、侵入者制圧法などを演練
検問での対処法について新潟県警と連携を強化する30普連隊員
(新発田駐屯地で)
【30普連=新発田】連隊は3月1日、1中隊(中隊長・佐藤光一3佐)が
担任して新潟県警との共同訓練を駐屯地で行った。
訓練は治安出動時の自衛隊と警察の共同警備要領等を向上させるもので、
午前に機能別訓練、午後から想定に基づいた検問要領、武器を所持した
侵入者の制圧法などを訓練した。
終了後は研究会を行い、両者がそれぞれの検問要領等を展示、
質疑応答しながら確認作業を行い、様々なノウハウを習得した
http://blogs.yahoo.co.jp/tosimitu1962/12837688.html
ブログから転載、させていただいた記事です
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工作員・・いろんな場所に潜み、暗躍しているようです!!
(`・ω・´)
。。